Home » 1月末から2月上旬にかけてのVR・AR企業の資金調達


活用事例 2017.02.09

1月末から2月上旬にかけてのVR・AR企業の資金調達

0glass

中国深センのARメーカー0glass社は2,000万から3,000万元(約3.2億から4.8億円)の資金調達を行う予定で、具体的な情報は近日公開するとのこと。0glass社は中国においてスマートグラスを工業とトレーニング領域に用いた会社で、スマートグラスとARの製品開発に専念しています。
 

趣呗科技

趣呗科技は、港粤资本から数百万元(数千万円)の資金調達を実施しました。趣呗科技は2016年に成立し、VR技術開発とインタラクションデザインを専門にしています。インテリアをコアに、UE4エンジンとHTC ViveのLighthouse技術を利用し、VR内装、建築情報技術などにサービスを提供しています。

福建榕基ソフト

福建榕基ソフトは、グループの榕基五一が1,500万元(約2.4億円)を用いVR体験センターを建設する予定です。このVRセンターは北京市に導入する予定で、設備+コンテンツ+運営のモデルでオフラインの娯楽ライフスタイルを作り、VRの浸透を達成することを目的としています。

Leyard

1月28日、Leyardはアメリカ光学機器メーカーNaturalPointの100%株式を1.25億ドル(約141億円)で買収しました。NaturalPoint社はLeyardのグループになります。NaturalPoint社は1996年に設立され、3D光学モーションキャプチャ技術を持っており、同社によるOptiTrackシリーズは様々なモーションキャプチャソフト・ツールと通用でき、動画製作、ナビゲーション、人体運動分析などに応用できます。

Virtualitics

Virtualiticsは300万ドル(3.3億円)の資金調達を受けることを発表しました。同社はNASA のジェット推進研究所とカリフォルニア工科大学と共に設立した会社で、同社のVRでのデータ可視化プラットフォームはNASAとカリフォルニア工科大学の十数年の研究を重ねた結果とのこと。

Lithodomos VR

1月30日、オーストラリアのVR建築スタートアップLithodomos VRが90万澳元(約7,700万円)の資金調達を発表しました。同社は古建築再現に専念しており、旅行、教育、娯楽業に応用できます。既にスペインの博物館、映画祭などと契約を結んでいます。

Rec Room

2月3日、Against GravityグループのソーシャルVRプラットフォームRec Roomが500万ドル(約5.5億円)の資金調達を発表しました。Rec Roomはユーザーに個性的なキャラクターに変身する機能を提供しており、ネット上の知り合いと一緒にゲームなどをプレイすることが可能です。単に友達とリンクするだけでなく、一緒に何かをすることが目的のサービスです。

Noitom

1月27日、モーションキャプチャ技術メーカーのNoitomが資金調達することを公開しました。具体的な金額は未発表とのこと。

(参考)
【融资一周报】春节一周VR/AR圈发生8起投融资 收购
http://news.87870.com/xinwennr-18824.html

※Mogura VR は、87870.comとパートナーシップを結んでいます。


VR/AR/VTuber専門メディア「Mogura」が今注目するキーワード