トヨタ、ロボットの視覚をVRで共有 全身で直感的に操縦

VR技術の活用によって、自分以外の感覚を共有することで実際に自分が体験しているかのような感覚を得られます。こうした特徴は、ロボット開発にも活用がされています。

今回、トヨタはロボット操縦における視覚にVRデバイスを用いた動画を公開しました。

https://www.youtube.com/watch?v=MEVOEPjkXEk

トヨタの第3世代のヒューマノイドロボット「T-HR3」は、力を制御するトルクサーボモジュールと、全身を自在に操るマスター操縦システムを搭載。操縦者はT-HR3にかかる外からの力を感じながら、操縦者と同じ動きをT-HR3にさせることができます。


 
マスター操縦システム、マスターアーム、マスターフット、VRデバイスで構成されます。ロボットに搭載されたステレオカメラの立体映像は、操縦者が装着するVRデバイス「HTC Vive」のディスプレイに映し出されます。

この視覚共有により、操縦者はロボットからの映像をリアルタイムで確認しながら、腕や足を動かし、まるで操縦者の分身であるかのような感覚で、離れた場所からロボットを操縦することが可能です。

トヨタのパートナーロボット部長である玉置章文氏は、「トヨタはクルマだけでなく、様々なモビリティにより、『すべての人に移動の自由を』提供することを目指しており、T-HR3もこの想いに沿って開発した。パートナーロボット部は、『かしこさ』だけでなく、安心感を与えてくれるような『やさしさ』を兼ね備えたロボットを開発することに全力で取り組んでいる。」と述べています。

トヨタは、1980年代から産業用ロボットの開発に取り組み、自動車の生産・開発技術を応用し、人の生活をより良くするパートナーロボットの開発を進めています。今後も、高齢者や障がいを持つ人々や、医療・介護関係者を支援し、人と寄り添うロボット開発に取り組んでいく、としています。

なお、T-HR3は、11月29日から12月2日まで東京ビッグサイトで開催される「2017国際ロボット展」に出展を予定しているとのことです。

(参考)
トヨタ自動車株式会社 グローバルニュースルーム
http://newsroom.toyota.co.jp/jp/detail/19666327/

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