Oculusは、先週ブラウザでVRコンテンツを利用できるWebVR向けのJavaScriptのオープンソース・ライブラリ「React VR」を公開しました。
ブラウザで動くWebVR”React VR”
WebVRはブラウザにVRコンテンツを埋め込み、アプリなどを抜きに再生を可能にする仕組みです。
今回、フェイスブックはWebVRでJavaScriptのオープンソース・ライブラリ「React VR」をローンチしました。JavaScriptを使い、ゲームエンジンを使わずに手軽にVRコンテンツを制作し、ウェブサイトに組み込むことができます。
また、フェイスブックはGitHubに、React VR用の誰でも使用できるコードベースをリリースしました。
チュートリアルも用意されているので、”React VR”がどのように動作するかも簡単に確認することができます。
フェイスブックの子会社Oculusは公式ブログにて「React VRでだれでも簡単にJavascriptを使ってVRコンテンツを作ることができます。より多くの人が気軽にVRを制作、体験することができるようになるはずです。」と伝えています。
フェイスブックとOculusが開発したReact VRはOculus Rift、HTC ViveなどメジャーなVRヘッドマウントディスプレイで利用可能です。Google ChromeやFirefoxなど対応のブラウザも増えていくとのこと。
パートナーの各社が作った作例紹介はこちら
New York Times
https://www.youtube.com/watch?v=NFQSAtCNbw8
USB Today
https://www.youtube.com/watch?v=c3BO0-CNJcQ
ドバイの観光コンテンツ
https://www.youtube.com/watch?v=KjLhoT_nX9k
Airbnbが利用した様子を伝える動画(英語)
https://www.youtube.com/watch?v=-vB3X5maUTk
Oculus公式のReact VR解説サイト(英語)
https://developer.oculus.com/webvr/
「React VR」は下記のURLから利用が可能です。
https://facebook.github.io/react-vr/index.html
(参考)
Facebook Launches React VR to Let Devs Extend the Web into Virtual Reality
http://www.roadtovr.com/facebook-launches-react-vr-let-devs-extend-web-virtual-reality/ (英語)
Oculus 公式ページ https://developer.oculus.com/blog/building-virtual-reality-experiences-on-the-web-with-react-vr/ (英語)
MoguraVRはRoad to VRとパートナーシップを結んでいます。