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活用事例 2017.07.24

NTTデータ、MR技術HoloLensで全英オープンゴルフ観戦を実現

 

株式会社NTTデータは、全英オープンゴルフの試合データを3D地図上に可視化し、Microsoft社のMRヘッドセット「Microsoft HoloLens」で視聴できるアプリケーションを開発しました。

同社は、全英オープンゴルフのパトロンとして、大会会場でデジタルサイネージを設置し、以下をグラフィカルに表示し、情報提供してきました。

・スコア/ランキング情報
・各ホールでのプレー情報(リアルタイム)
・各プレーヤーの詳細情報
・ソーシャルメディアで発信されている全英関連情報

これら取り組みを踏まえ、より深く・直感的なスポーツ観戦を提供すべく、NTTデータの技術である「全世界デジタル3D地図提供サービス(AW3D)」で再現したゴルフクラブの3D地図の上に、トーナメント期間中の成績の推移や、選手間のドライバー飛距離の比較など試合データを重ねます。

視点はゴルフコース全体を俯瞰するもので、今までにない臨場感が得られます。再現する地図と、可視化できるデータは下記の予定です。

◯再現する地図
  ・ロイヤルバークデールゴルフクラブ 1~18番ホールおよびクラブハウス

◯ビジュアル化するデータ(予定)
・スコアボード(上位20位までの選手の最新スコア、コースごとのスコア)
・プレーヤー情報(最新スコア、ストローク数)
・ボールの弾道データ

また、表示するデータは視聴者自身が選択できるため、よりインタラクティブで、自由な観戦スタイルをとることが可能となります。本技術は、全英オープンゴルフ大会期間中に、同社パビリオンにて試行運用されます。

同社は、デジタル領域の幅広いノウハウをもとに、今後巨大化・複雑化するデータを活用したビジネスの拡大を目指すとのことです。

(参考)
プレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000044.000016308.html


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