ポケモンが地面に沿って動く iPhone、iPadがiOS11からAR対応 開発者向けのARKit発表

アップルは日本時間6月6日2時から開催された基調講演にてiPhone、iPadのAR対応を発表しました。

今回発表されたのは開発者向けの「ARKit」です。特殊なデバイスやスマートフォンを使わずに、iPhoneとiPadの単眼カメラを使って動作するというもの。現実空間を認識し、机の上にデジタルな物体を置くことなどが可能になるほか、スケールや環境光の推定も含まれます。

ARKit向けの開発はUnityやUnreal Engine4といったゲームエンジン、SceneKitで可能になります。

基調講演の壇上では、『ポケモンGO』で現実が認識され、ポケモンやモンスターボールが現実に沿って動いている映像が流れました。

また、『ロード・オブ・ザ・リング』などで知られる映画監督のピーター・ジャクソン氏が開発中の『Wingnut AR』というSFコンテンツのデモが披露されました。

壇上に用意された机の上にシーンが広がり、SFのストーリーが描かれました。机から外にはじき出された人が下に落ちていくなど、iPadを通して「まるで目の前でストーリーが繰り広げられている」ような光景が広がっていきます。

https://www.youtube.com/watch?v=S14AVwaBF-Y

iOS11に搭載されるARの機能詳細については今後明らかになると考えられます。

アップルはスマートフォンAR参入

AR機能に関しては、すでにフェイスブックが普通のスマートフォンのカメラを使った現実認識込みのAR機能を発表しています。また、グーグルは対応スマートフォンを使ったARプラットフォームTangoを展開しています。

アップルは、iOSがAR対応することについて、「数億人のユーザーにアクセスできる最大のARプラットフォーム」であることを強調しました。

iOS11のAR機能を使ってどのようなアプリが登場するのか注目です。

この記事を書いた人

  • 慶應義塾大学法学部政治学科卒業後、環境省に入省。環境白書の作成等に携わる。ECベンチャー勤務を経て、現Mogura VR編集長、株式会社Mogura代表取締役社長。
    現実を進化させることができるVRに無限の可能性を感じ、身も心も捧げている。これまでに体験したVRコンテンツは展示、配信合わせて500作品以上。現在ももちろんコンテンツを体験し続けており、VR業界の情報集約と提供、コンサルティングに強みがある。また、海外の主要なVRイベントでは必ず現地に足を運び、取材やネットワーク構築を行っている。2016年は6回渡米。

    Twitter:@tyranusii

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