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ゲーム・アプリ 2021.06.15

コロプラの新作「ユージェネ」がOculus Quest 2に登場、VRライブは圧巻のクオリティ!

6月14日(月)株式会社コロプラが、β運用中のスマートフォン向けゲーム「ユージェネ」のOculus Quest(Quest 2)対応版「ユージェネ VR Live β」を発表しました。Oculus公式のアプリ配信サービス App Lab にて無料でダウンロード可能です。

「ユージェネ VR Live β」は、ヒロイン3名による完全生配信「#ライブ」をVRで楽しめるアプリです。スマートフォン版の「ユージェネ」のアカウントと連携すれば、毎日放送中の「#ライブ」をバーチャル空間で体験できます。

放送中に行われるミニゲームやチャットにも参加可能で、歌唱タイムではサイリウムを振るといった応援アクションも追加されました。

実際に体験! VR版で気づいた新たな3つの魅力

今回MoguLive編集部は、コロプラのオフィスでリリース前の「ユージェネ VR Live β」を先行体験。VRになったことで、「ユージェネ」がどのように変わったのかをチェックしました。

(※前回のスマホ版「ユージェネ」体験レポートはこちら

まず驚いたのが、コミュニケーションのタイムラグの無さ。こちらの書き込んだチャットへの返答はもちろん、花火や垂れ幕といったバーチャル空間を彩るアイテムをプレゼントすると、すぐに会場内にそのアイテムが登場し、コズミさんが反応してくれます。

このように紹介すると当然のように思えますが、VTuber配信などでは、チャットに書き込んだコメントが反映されるのに”ちょっとしたラグ”があるのが当たり前で、それを踏まえてコメントを書き込む……ということが日常化しています。それゆえ、「ユージェネ」のラグを感じさせない返答のスピードにはかなり驚かされました。

関係者に話を聞いたところ、スマホ版にも導入されているコロプラ独自の技術がVR版でも対応しており、配信遅延は0.4秒ほどとなっているそうです。 さらに10万人同時視聴を想定した設計にもなっているとのこと。このストレス無く相手とコミュニケーションをとれるという体験は、実際にプレイして味わってみてほしいポイントです。

そもうひとつの魅力は、VR空間内を(ルームスケールの範囲なら)自由に動き回れること。コントローラでも移動可能ですが、実際に歩いてコズミさんに至近距離まで近づくこともでき、本当にキャラクターがその場にいるという感覚を味わえます。

関係者によれば、しゃがんだり、寝転んだりしての視聴も可能とのことで、出演者をどんな角度からでも楽しめるとのことでした。ちなみにコロプラの馬場功淳代表は開発中のテスト視聴でクオリティに絶賛したそうです。

そして見逃せないのが、歌唱でのライブです。等身大のキャラクターが対面で歌ってくれるのは、スマホ版とは比べ物にならないほど迫力があります。豪華な演出がバーチャル空間ではより一層映えている印象です。正直、この歌唱ライブのためだけにVR版をインストールしても良いほどのクオリティだと感じました。

スマホ版以上に“確実にハマる”クオリティ

今回のVR版はスマホ版でのチャット以上に「本当に会話を交わしている」という実感がわきやすく、とにかくキャラクターを好きになるように設計されていると感じました。しかも、今この場でしか味わえないライブに参加しているという特別感も抱かせてくれるため、こういったコンテンツの「沼」にハマりやすい人は確実にハマると思います。

また取材時には体験できませんでしたが、VR版は先日実装されたワンオンワンの通話タイムにも対応しており、Oculus Quest 2からヒロインたちと直接会話できます。さらに今後よりコミュニケーションを円滑にできるような仕組みをアップデートしていくとも話していました。

今回はApp Labでのベータ版リリースですが、今後、反響次第ではOculus Storeでのリリースも検討したいとのこと。「ユージェネ VR Live β」がVRライブアプリの定番として世に広まっていくのか、引き続き注目したいところです。

※本記事内で使用している画像には、配信中のアプリ版『ユージェネ』の#ライブを、開発中のVR版で視聴しているものも含まれています。

コロプラ「ユージェネ」公式サイト
https://colopl.co.jp/yougeneration/

©COLOPL, Inc. STAR STUDIOS


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