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業界動向 2020.05.01

VR/AR作品コンテスト「XRクリエイティブアワード2020」募集がスタート、完全オンラインイベントへ

一般社団法人XRコンソーシアム(XRC)は、VR/AR/MR作品コンテスト「XRクリエイティブアワード 2020」の募集を開始しました。今年は全てオンラインイベント化し、実行ファイルの受付を実施します。応募期間は5月1日(金)から6月30日(火)まで。8月29日には最終審査・授賞式がオンライン配信されます。

「限界を解き放つ/超える」テーマに

XRクリエイティブアワードは、これからのVR/AR業界を牽引する作品やクリエイターを発掘し、認知度向上や活動の支援を目的としたイベントです。

今年のテーマは「unlock limits」。VRやAR、アカデミア、テクノロジー、アートの第一線で活躍する審査員らが作品を審査・評価し、優れたものを選出します。今年の審査員にはXRCの理事に加えて、VRアーティストのせきぐちあいみ氏が参加します。

XRC代表理事・藤井直敬氏は、以下のようにコメントしています。

コロナウィルスの蔓延により、この世界は半年前とは全く異なるものになってしまいました。そのような世界で、わたしたちが貢献出来ることは何かを真摯に考える必要があります。XRコンソーシアムの使命として、XR技術を用いた社会貢献を第一に考えるならば、現在のわたしたちが抱える課題に対して、なんらかの提案を行うことが出来るはずです。特に最大の課題である移動制限に対して、時間や空間を自由に操作できるXR技術は有効なツールです。XR技術の実用化への期待がこれまで以上に高まっています。

本年のアワードでは、現実空間のもつ移動やコミュニケーションの意味を深く考え、XR技術の本質を突き詰めた現実の限界を突き破る意欲的な作品を募集します。そのような意味で今年の募集テーマを「unlock limits」といたしました。沢山の応募をお待ちしております。

また、今年の受賞イベントは同時期に開催されるVR空間デザインアワード「VR Archinecture Award 02(VRAA02)」と併催されます。(2020年5月末に応募開始予定)

なお、XRクリエイティブアワード・VRAA02では協賛企業様を募集中です。スポンサー向け資料はこちら(PDF)。

XRクリエイティブアワード2020 概要

応募期間

2020年5月1日(金)〜6月30日(火)

応募方法

アワード公式サイトより応募概要を確認の上、応募

作品応募方法

以下を揃えていただきご応募ください。
①作品概要
②サムネイル
③作品紹介動画
④(任意)作品の実行ファイルを出力できる方は実行用ファイル

一次審査、二次審査、最終審査を実施。
二次審査でファイナリスト10作品が選定され、最終審査にて受賞作品が選出。

最終審査・授賞式

場所:オンライン配信
日程:2020年8月29日

賞金

最優秀賞:10万円
優秀賞(一般):5万円
優秀賞(学生):5万円
ベストグラフィクス賞:3万円
ベストUI/UX賞:3万円

ほかスポンサー賞(随時追加)

審査員

藤井直敬氏(ハコスコ 代表取締役 デジタルハリウッド大学 教授)
水口哲也氏(エンハンス 代表 慶應義塾大学大学院 特任教授)
近藤 “GOROman” 義仁氏(株式会社エクシヴィ 代表取締役社長)
落合陽一氏(メディアアーティスト 筑波大学准教授)
田宮幸春氏(株式会社バンダイナムコアミューズメント 企画開発部 マネージャー)
中村薫氏(株式会社ホロラボ 代表取締役 CEO)
吉田修平氏(ソニー・インタラクティブエンタテインメント ワールドワイド・スタジオ プレジデント)
若山泰親氏(ブレイクポイント株式会社 代表取締役 Tokyo XR Startups株式会社 プロデューサー)
せきぐちあいみ氏 (VRアーティスト)

主催

一般社団法人XRコンソーシアム

運営・メディアパートナー

株式会社Mogura

併催

VR Archinecture Award 02(2020年5月末に応募開始予定)

公式サイト

http://xrc.or.jp/award2020/


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