一般社団法人XRコンソーシアム(XRC)は、XR作品のアワードである「XRクリエイティブアワード 2022」の開催を発表しました。これからのVR・AR業界を牽引する作品やクリエイターを発掘し認知を広げるべく作品を募集しており、応募締め切りは11月15日(火)まで。最終審査・授賞式は12月23日(金)、XR Kaigi会場内のステージにて実施予定。YouTubeライブ配信も行われます。
「VRChat」や「Roblox」のワールド・体験も、他業種からも応募可能
第8回となる2022年のテーマは「なんでもつくろう」。VRやAR、アカデミア、テクノロジー、アートの第一線で活躍する審査員らが作品を審査・評価し、優れたものを選出します。今年の審査員にはXRCの理事に加え、ゲスト審査員としてAppleの世界開発者会議WWDCでStudentAwardに輝いた仲田梨緒さんや、デジタルコンテンツレポーター・声優の有野いくさん、その他数名が参加予定です。
対象作品の体験形態は問わず、ヘッドセット等を着用しないコンテンツも受け付けています。また「VRChat」や「cluster」「NeosVR」「Roblox」など各種プラットフォーム上に作られたバーチャル空間も応募対象。ゲーム・エンターテイメント・産業活用・建築・教育・アート・サイエンスなど、XRを使ったあらゆる作品・コンテンツ・アプリケーション・プロジェクトも応募が可能です。
「XR Kaigi 2022」にて受賞者発表、過去受賞者イベントも10月開催
今回の授賞イベントは、12月23日にXR Kaigi会場内のステージにて開催。同時にYouTubeでライブ配信も予定されています。また、XRコンソーシアムがに10月に開催するオンラインイベント「XR Creative Night 2022」では、過去のアワード受賞者に当時を振り返ってもらいつつ、現在地点について尋ねるトークが展開されます。
XRコンソーシアムの代表理事を務める藤井直敬氏は、本アワードについて以下のようにコメントしています。
世界のあらゆる領域で先を見通すことができない閉塞感がただよう時代に、XR・メタバースは他にはない無限の可能性をもつ人類の希望となる領域です。プラットフォーム、デバイス、表現手法、あらゆる点で未熟であり、いまだ可能性しかないこの領域は、作り続けることでしか切り開くことは出来ません。自然は最初からそこに存在し、わたしたちの発見を待っていますが、XR・メタバースの世界はわたしたちが作らない限り存在しないのです。
ことしのテーマであるつくるということの本質的な意味を再考し、XR・メタバースのこれまでにない可能性を提示してくれる作品の応募を期待します。
なお、XRクリエイティブアワードでは協賛企業を募集中です。
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「XRクリエイティブアワード 2022」応募要項
応募期間 |
2022年9月1日(木)〜11月15日(火) |
作品応募締切 |
11月15日(火)23:59まで |
受賞賞金 |
・大賞:50万円 ※学生部門の条件:代表が現役学生かどうか応募時に確認いたします。 |
対象作品 |
2021年、2022年に制作されたVR/AR/MR作品 ※体験形態は問いません。ヘッドセット等を着用しないものでも可。 |
応募方法 |
以下を揃えていただき応募ください。 ①作品概要 ※③作品紹介動画について、作品の体験が伝わりやすい動画を推奨します。 ※VR/ARとも3人称視点で、体験者の様子が分かる動画が伝わりやすいポイントです。 |
選考スケジュール |
9/1……募集開始 |
審査員(敬称略) |
・藤井直敬氏(ハコスコ 代表取締役 デジタルハリウッド大学 教授 ) ※随時、追加発表予定 |
最終審査・授賞式詳細 |
・日時:12月23日(金) |
主催 |
一般社団法人XRコンソーシアム |
メディアパートナー |
株式会社Mogura |
公式Webサイト |
(参考)プレスリリース