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業界動向 2019.10.15

XRコンソーシアムが新理事を発表 VR/AR業界のプレイヤー揃え強力な布陣で業界推進

一般社団法人 XRコンソーシアム(旧VRコンソーシアム)は、新役員体制を発表しました。新体制での本格的な活動は2020年1月を目処に開始予定、取組は順次発表するとのことです。

VRコンソーシアム(VRC)は、クリエイターや企業、学術機関をつなぎ、VR業界のエコシステム構築をミッションに2015年4月に発足。昨今、ARやMRに取り組む企業が増え、業界の変化に合わせて名称を「XRコンソーシアム(XRC)」に変更しました。

VR/AR業界で広く活躍しているプレイヤーらが理事に

XRCは「日本のXR業界(VR/AR/MR)の代表団体として、国内外の業界窓口となり、XR業界の発展に貢献する」ことをミッションとして掲げ、XRに関わる多様なプレイヤーを業界内外を繋ぎ、エコシステムを強固にすべく取組を行います。

新役員体制に関して、XRCは「VR/AR業界において欠かせないハードウェア、プラットフォーム、ソフトウェアといった各レイヤーの連携が重要となっていることなどを鑑み、VR/AR業界で広く活躍されている方々を理事にお招きしました」としています。また、「これまで理事・監事としてご尽力いただいた皆さまには、今後も引き続きアドバイザーとして当団体を支えていただきます」とコメントしています。

VRコンソーシアム時代から継続して、代表理事にハコスコの藤井直敬氏、エンハンス代表の水口哲也氏、メディアアーティストの落合陽一氏、エクシヴィの近藤GOROman義仁。新たに理事に就任したのは、VR体験施設「MAZARIA」などを展開するバンダイナムコアミューズメントの田宮幸春氏、HoloLensなどAR/MR開発で知られるホロラボの中村薫氏、PlayStation VRを展開するソニーインタラクティブエンターテイメントの吉田修平氏、XRスタートアップの支援を行うTokyo XR Startupsの若山泰親氏を迎えています。


なお、今回の発表とあわせてXRCでは、業界内外企業間のさらなる交流・マッチングを促進する法人会員制度の再開も告知しています。近々、法人会員の受付を開始するとして、関心がある企業の事前登録を募っています。

XRC 新役員体制

代表理事

藤井直敬氏(ハコスコ 代表取締役 デジタルハリウッド大学 教授)

理事

・水口哲也氏(エンハンス 代表 慶應義塾大学大学院 特任教授)
・落合陽一氏(メディアアーティスト 筑波大学准教授)
・近藤義仁氏(株式会社エクシヴィ 代表取締役社長)
・田宮幸春氏(株式会社バンダイナムコアミューズメント 企画開発部 マネージャー)
・中村薫氏(株式会社ホロラボ 代表取締役 CEO)
・吉田修平氏(ソニー・インタラクティブエンタテインメント ワールドワイド・スタジオ プレジデント)
・若山泰親氏(ブレイクポイント株式会社 代表取締役 Tokyo XR Startups株式会社プロデューサー)

監事

荒井太一氏(森・濱田松本法律事務所 パートナー   日本及びニューヨーク州弁護士)

エグゼクティブ・ディレクター

久保田瞬 (Mogura 代表取締役、Mogura VR News編集長)

XRC活動予定案

・VRクリエイティブアワードの開催
・勉強会等イベントの開催
・海外に対する国内主要業界団体としての窓口
・関係省庁に対する窓口
・事業者とクリエイターのマッチング機会の提供
・業界企業のサポート

(参考)XRコンソーシアム


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