教育系ARアプリ「Wonderscope」を手掛けるWITHINは、同アプリ向けのホラー風新プログラム「Willowcrest Manor」をリリースしました。
Wonderscopeについて
「Wonderscope」は2018年11月にリリースされたiOS向けのARアプリです。アプリ本体のダウンロードは無料ですが、「A Brief History of Stunts by Astounding People」を除くコンテンツは追加で購入する必要があります。追加コンテンツは4.99ドル(約530円)で販売されています。
「Wonderscope」では、現実空間がまるで劇場のステージとなり、ダイニングテーブルの上やベットの上などで物語の登場人物たちがストーリーを展開していきます。このARアプリでは、スマートフォンなどの画面越しに物語を見るだけでなく、登場人物たちと会話することによってストーリーが進んでいきます。
「Willowcrest Manor」は、VRスタジオ3darが制作を担当しました。本作の物語は、Lady Willowcrestという人物がオーナーだった不気味な邸宅の内部で展開します。プレイする子供たちは、幽霊執事Godfreyからの指導を受けて“悪霊”になり、館への侵入を試みる2人の若い姉妹を追い払い、隠されたお宝を守ります。
Godfreyの指導を通じて、子供たちは館の中のオブジェクトがどのような機能を持っているかを学びます。公開された映像からは、巣を触ることでクモの群れが現れたり、鎧がダンスしたりする様子が確認できます。
「Willowcrest Manor」は、「Wonderscope」でこれまで提供されてきたプログラムとは異なり、AR環境内で幅広い探索を行えます。プレイする子供たちは、登場キャラクターや館、オブジェクトを見下ろし視点で楽しめます。米メディアVRScoutによれば、カメラを近づけることで、よりシネマティックな体験も可能とのこと。
WITHINのリードクリエイティブ兼テクニカルアーティストで、「Willowcrest Manor」のメインライターを務めるThor Benitez氏は、本作の舞台を「ドールハウスサイズの(不気味な)館」と評しています。
アプリ概要
アプリ名 |
Wonderscope |
開発元 |
WITHIN |
対応デバイス |
iOS |
価格 |
無料(アプリ内課金あり) |
対応言語 |
英語 |
公式サイト |
(参考)VRScout
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