2019年1月18日、米国Amazonが、PC向けVRヘッドセットWindows Mixed Reality(以下Windows MR)のセールを開始しました。米Amazonはこれまでも複数回、Windows M系ヘッドセット(※)の値下げ販売を行っています。
(※:Windows MRは対応ヘッドセットが複数社から販売されている)
米Amazonでセール対象となっているWindows MR系ヘッドセットは、Dell、HP、Lenovo、Samsungから発売されている4機種です。
米Amazon、Windows MRセール一覧表
発売会社 |
希望小売価格 |
米アマゾンでの値段 |
割引率 |
Lenovo |
400ドル(約4.4万円) |
259ドル(約2.8万円) |
35% |
Dell |
450ドル(約5万円) |
247ドル(約2.7万円) |
45% |
HP |
450ドル(約5万円) |
239ドル(約2.6万円) |
47% |
Samsong |
500ドル(約5.4万円) |
411ドル(約4.5万円) |
18% |
(いずれも2019年1月21日時点の価格)
今回のWindows MR系ヘッドセットのセール終了日は不明です。
Acerは米Microsoft Storeで割引中
2019年1月21日現在、米Amazonでは、AcerのWindows MRヘッドセットのセールを行っていません。米Microsoft Storeでは、同製品が希望小売価格400ドルの半額である、200ドル(約2.1万円)で割引販売されています。
Windows MRとは
Windows MRヘッドセットは、2017年10月以降、Acer、Dell、Lenovo、HP、富士通といった、国内外のPCメーカー各社から発売されました。Oculus RiftやHTC VIVEなどのハイエンドVRヘッドセットと異なり、外部にセンサーを設置する必要がないことや、セットアップが容易であることなどが特徴です。
Windows MRヘッドセットの普及は現在、緩やかに進んでいます。PCゲームプラットフォームSteamを運営するValveが公開した「Steam ハードウェア & ソフトウェア 調査」によると、2018年12月にSteamを利用したVRヘッドセットユーザーのうち8.89%が、Windows MR系ヘッドセットのユーザーとのことです。
(参考)Road to VR
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