デジタルマーケットを運営するWorldwide Asset eXchange（WAX）は、AR/VRコンテンツのプラットフォームを手がけるTerra Virtuaとの提携を発表しました。Terra Virtuaのプラットフォームとマーケットを組み合わせ、ユーザーがバーチャルアイテムをやり取りするための、安全で効率的な環境を提供するのが目的です。
ユーザーのインタラクションを高める
WAXはマーケットの運営にブロックチェーン技術を用いています。今後WAXのマーケットでやり取りされるデジタルアイテムは、Terra Virtuaのプラットフォームで体験できるようになります。またアイテムは全て、換金や、ビットコインのような仮想通貨への交換が可能です。
同社は、同じくバーチャルアイテムマーケットを手がけるOPSkins社のクリエイターによって創業されました。AR/VRアイテムを扱う市場の拡大を狙っています。
CEOのWilliam Quigley氏は、「WAXはバーチャルアイテムのマーケットに経験を持っています。このノウハウを、Terra Virtuaが描くブロックチェーンエコノミーの創出に活かせて光栄です」と話しています。
またTerra VirtuaのCEO、Gary Bracey氏は次のように語りました。「ユーザーのインタラクション、柔軟性、参加しやすさを、ブロックチェーンのエコシステムで高めるというのが我々の目標です。WAXのような企業と提携し、このゴールを共有できて嬉しく思います」
進むブロックチェーン技術活用
VR/ARでのブロックチェーン技術や仮想通貨の活用は、進展を見せています。トークンセールで資金調達を行うスタートアップのほか、セカンドライフ創設者のフィリップ・ローズデール氏も、ブロックチェーン技術の有効性に言及しています。
（参考）VRFocus
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