1月26日(火)VTuberの富士葵さんが、バーチャルサイクリングソフト「zwift」で、ロードレースに挑戦。歌いながらサイクリングする様子を配信しました。
富士葵さんによれば、今回の配信のきっかけは「運動にハマっているので、生放送でも旅に出たかった」とのこと。実際のロードバイクを利用して「zwift」のバーチャル会場を走り出しました。
序盤は視聴者と雑談しながら軽やかに疾走。しかし「zwift」は山道や坂道で自転車の負荷が変化するため、中盤の長い坂道では息を切らしてしまう場面も。それでも、峠の頂点付近に差し掛かると「天城越え」、下り道が続くと「夏色」を歌うなど、選曲にこだわりながら走り続けていました。
最終的には無事目標の走行ノルマを達成。走行中の疲れはまるで見せず、2ndアルバム「シンビジウム」シングルカット配信を明るく発表しました。
生放送ありがとうございました!!
【2月1日0時!1日になった瞬間!!】
『シンビジウム』シングルカット配信決定!!🎊
早くみんなに聴いてもらいたいなぁヽ(*≧▽≦)ノやったーー🙌🏻✨
#富士葵シンビジウム pic.twitter.com/CX0i4487RU
— 富士葵@オリジナルMV公開*3/24_2ndアルバム発売!!! (@fuji_aoi_0618) January 26, 2021
「VTuber」×「zwift」の波は広がるか?
今回の富士葵さんの配信は、技術のクオリティの高さと企画の面白さからSNSでも話題に。視聴者の中には、一緒のレースに参加する人も見られました。
富士葵Zwift配信、3Dチャリに乗る→ズーム中に位置微調整、のスムーズさに変な声出た pic.twitter.com/39ioPGOK0K
— 番犬ワオワオ (@oumagatetsu) January 26, 2021
富士葵ちゃんと一緒に走れた😊
珍しく追いかける側で走って、別にレースとかチャレンジングなこととかしなくても普通に一緒に走ってるだけで意外と楽しい😳#葵の生放送 pic.twitter.com/zJtk54cQZZ— とぅーら🚴 (@tura_4000) January 26, 2021
「zwift」は、バーチャル空間内で自転車のトレーニングや仲間とのツーリングを楽しむために開発されたもので、2020年はオンライン大会のプラットフォームとしても幅広く利用されました。開発企業は、2020年9月に4億5,000万ドル(約470億円)の資金調達を行い、新型コロナウィルス流行の中でも人と繋がりながら楽しめるプラットフォームの開発を強化すると発表しています。
「zwift」を利用したVTuberとしてはとぅーらさんが知られています。今回のような配信をするには実際のロードバイクやモーションキャプチャーツールなど、さまざまな機材が必要ですが、今後より気軽に利用できる環境が整えられていけば、VTuberによるロードバイク大会などが行われるかもしれません。今後のVTuberの「zwift」活用に注目です。
(参考)富士葵チャンネル