pixvの3Dキャラクター事業「VRoidプロジェクト」は2020年春頃、新機能として「軽量化モデルの書き出し」と「マルチプレイSDK」をリリースします。さらにソーシャルVRサービス「ambr」とも連携し、自分の3DアバターでVRの世界にログインできるようになるとのこと。
「軽量化モデルの書き出し」は、3Dアバター制作ツール「VRoid Studio」で作成したモデルの描画負荷を軽量化するもの。これにより、VRMファイルへのエクスポートが可能になり、ユーザーは自身のアバターを用いたさまざまなゲームやサービスをより簡単に楽しめるそうです。
「マルチプレイSDK」は、開発者向けSDK「VRoid SDK」に搭載予定の新機能です。複数のプレイヤーが、ひとつのプレイグラウンド上に自分のアバターを呼び出して操作するサービスやゲームの開発が可能になるそうです。開発者はVRコミュニケーションプラットフォームはもちろん、自分のキャラクターを持ち寄って遊ぶ格闘ゲームのマルチ対戦プレイなどの開発にも利用できるとのこと。
ソーシャルVRサービス「ambr」とVRoidプロジェクトとの連携も今年の春頃を予定。ambrは現在スタンドアローン型VRヘッドセット「Oculus Go」に対応しており、連携時には、PC向けVRヘッドセット「Oculus Rift」「HTC VIVE」にも対応予定とのこと。
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