ソーシャルVRアプリ「VRChat」の同時接続者数が、過去最大となる約24,000人を記録しました。この数値は開発元のVRChat社が明らかにしたもので、同社は「ハロウィンの週末に、同時接続者数24,000人の新記録を達成した」「Oculus Quest 2の発売、およびバーチャルハロウィンフェスの開催が要因として考えられる」とコメントしています。
着実に成長、VRユーザー率も上昇
「VRChat」はVR空間内にアバターでログインし、様々なワールドを探索したり、多人数でコミュニケーションしたりできるソーシャルアプリ。Oculus Quest(オキュラス クエスト)やHTC VIVEなど各種VRヘッドセットに加え、通常のディスプレイでも体験可能です。
リリース以降、「VRChat」は着実な成長を続けてきました。2019年7月の同時接続者数は約8,000人前後でしたが、その後2020年の同時期には15,500人まで増加しています(※データが公開されているのはSteam版のみ。Oculus Store版の人口は含まれず)。
また、今回報告された同時接続ユーザー24,000人のうち、VRを使用していたのは約52%(12,500人)であるとのこと。「VRChat」でのVR使用率は上昇傾向にあり、2020年4月には30%前後だったのが、10月には約43%に増加したことが確認されていました。
(参考)Road to VR
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