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「暴走」の名の通りの体験を VR ZONEのエヴァVRがバージョンアップ

東京・新宿歌舞伎町にあるVR体験施設「VR ZONE SHINJUKU」にて好評稼働中のVRアクティビティ『エヴァンゲリオンVR THE 魂の座』。こちらが12月27日(水)にバージョンアップします。その名も『エヴァンゲリオンVR THE 魂の座:暴走』。

エヴァンゲリオンの原作者である庵野秀明監督も「エヴァも設定時から23年目にして初めて発進シークエンスを体感し、新たな感覚を味わえました。」とコメントを残した本アクティビティがどのように進化したのか、そしてどう暴走するのか、レポートします。

https://www.youtube.com/watch?v=p2_h6WVqR_U

バージョンアップその1:エヴァ、暴走

タイトルの通り、今回はエヴァが暴走!コクピット(魂の座)から見る…見るほか術がない、本来の力を解放したエヴァの振る舞いを体験することができるようになります。
暴走してしまうのは第10の使徒との激闘の末ある程度ダメージを与えられた時。逆に制限時間内に規定のダメージを与えられなかったときは旧バージョンと同じように敗北となり、使徒に喰われてしまいます。

バージョンアップその2:「Mark.06」が新たに参戦。4人協力プレイ可能に

いままでは零号機、初号機、弐号機の3機での戦闘でしたが、この度渚カヲルが正規パイロットを務める「Mark.06」にも搭乗できるようになり、最大4人での協力プレイが可能になりました。

一番右が「Mark.06」

バージョンアップその3:戦闘バランスや演出もバージョンアップ。より遊びやすく没入しやすく!

弾薬庫の位置がわかりやすく表示されたり、アサルトライフルは2挺持てたり…などより戦闘がしやすいようバランスが見直され、使徒殲滅作戦の成功率の上昇が見込まれます。
あわせて、演出としてもエヴァを操る手応えと臨場感がよりスケールアップされています。

いざ体験

ということで、早速体験してきました。上記の通り新バージョンより4人同時プレイということで、ブースにはコクピットが4機並んでいます。

4機のエヴァに搭乗するProject i Canのメンバー(バンダイナムコ未来研究所にて)

これまでは3人同時プレイであったため、カップルなど偶数人グループでの来客だとおひとり様率4%のVR ZONE SHINJUKUでは「1台空いてしまうことも多かった」とのことですが、4台同時稼働により回転率もあがり、これまでよりも早く体験できるようになりそうです。

ここは早速新機体Mark.06に!と言いたいところですが、Mark.06に搭乗するとコクピットの中からはその姿を見ることができません。カヲル君と同じ機体に乗りたいという方は迷わずMark.06に、その闘う姿を見たい方は他の機体を選びましょう。

コクピットがLCLに満たされケージが見えると発進シークエンスへ。NERVメンバーのアナウンスを聞いている時にケージを見渡すと、走り回るスタッフの姿が見えますが、その方向を注視するとモニターにはそのスタッフの名前が表示されるという演出の追加も。スタッフの多くは本アクティビティの開発者とのことですが、中には出撃に立ち会う碇ゲンドウ司令の姿も見えるので、探してみてください。思わず手を振りたくなっちゃいました。

いざ交戦へ…

前回のプレイでは取り乱しすぎて攻撃もまままらなかった記者も、今回は4機いる心強さから、落ち着いて目標をセンターにいれてスイッチを押し攻撃。銃を撃ってるときの振動が強化されているので、エヴァの腕を伝わって撃っている感覚が感じられました。
弾薬庫での武器交換も強化されたナビゲーションによりスムーズにできました。……まあ、記者はまだ未熟な臨時パイロットなんで、使徒が襲い掛かってきても避けたりコクピット内の表示を見る余裕もなく、ライフルを連射するくらいしかできなかったんですけどね。

エヴァ、暴走

攻撃を続けているうちに、モニターから外が見えなくなり、レバーを動かしても自機が動かなくなりました。 「動け、動いてよ!」と言いながらレバーを動かしていると、葛城ミサトさんらの声が。そして急に動き出すエヴァ。通常戦闘時とは格段に異なるスピードで走り、高く跳び、使徒に襲いかかり、そして……。

何が起きたかは是非実際に経験して感じてもらいたいところですが、俯瞰で見ていたアニメのあのシーンをコクピットの中で間近でやられると……ミサトさんの「大丈夫?」の声に自然と「生きています」と応えてしまう、そんな没入体験でした。

実は体験前にエヴァが暴走すると聞いて、酔いやすい記者はVR酔いを危惧していたのですが、実際は酔いはありませんでした。猛スピードで走りジャンプするところではコクピットから見える視野が狭くなっていたからでしょうか。酔いよりもスピード感、そしてこれから何が起こるのか不安になる畏れを感じていました。

BGMと振動にも変更を加えた「暴走」

体験に合わせ、今回の『エヴァンゲリオンVR THE 魂の座:暴走』の開発陣にも話を伺いました。

今回のバージョンアップにあたり、VR ZONEのVRアクティビティでは実在感を出すために(現実にそういうシーンにいたとしても実際には聞こえることのない)BGMは流さない方針であるものの、本アクティビティでは初めてBGMを付けたとコヤ所長は話されました。 確かに、地下ケージから地上に射出された後にアニメで聞き覚えのあるBGMが聞こえ、交戦に向け記者の気分も高揚しました。アニメで見ただけで実際にエヴァに搭乗したことのある人はいないのだから、エヴァの現実に近づけるよりは、体験者が経験したことのあるアニメと同じBGMを耳にしてアニメ視聴時の記憶が喚起されたほうが、より体験者にとって実在感を感じられるのかもしれません。

なお開発をしたイモトさんによると、BGMもいたずらに流すのではなく調整しているということでした。確かにBGMを感じる時はしっかり感じるのですが、使徒との交戦中など集中している時は流れていることに気づきませんでした。

また、交戦中の機体の振動も、旧バージョンではエヴァの移動に応じて揺らしていたのを新バージョンでは控えめにして、その代わり銃撃に合わせて振動するように調整されているようです。体験者のアクションに対してきっちりリアクションが返ってくるようにしたとタミヤ室長は語っていました。

まとめ

実は使徒殲滅の成功確率が1日1件程度とかなり低かった本アクティビティ。記者的にはむしろ敗北の末使徒に喰われてしまう体験を味わうVRならではのコンテンツだと思っていましたが、工夫すればきちんと勝利できるというのはやはり嬉しいものですね。

『エヴァンゲリオンVR THE 魂の座:暴走』は当面はVR ZONE SHINJUKUのみでの体験になるそうです。以前体験済みの方も、ぜひもう一度チャレンジして、そして暴走するエヴァの中にいる体験をしてみてください。

あ、未体験の方も、敗北して使徒に喰われるのもファン的には魅力ですので、畏れずに挑戦して大丈夫ですよ!

VR ZONE SINJUKU 『エヴァンゲリオンVR The 魂の座』 紹介ページ

【先行体験レポ】君は最強の使徒と対峙して逃げずに戦えるのか?期待大の『エヴァンゲリオンVR The 魂の座』

©カラー ©BANDAI NAMCO Entertainment Inc.

施設の概要

施設名

「VR ZONE SHINJUKU」

住所

東京都新宿区歌舞伎町1-29-1

アクセス

JR新宿駅東口から徒歩7分

西武新宿駅から徒歩2分

東京メトロ新宿三丁目駅から徒歩10分

東京メトロ東新宿駅から徒歩10分

営業時間

10:00~22:00(最終入場時間21:00)

休業日

年中無休

公式サイト

https://vrzone-pic.com/


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この記事を書いた人

tabata hideki
「ゲームと社会をごちゃまぜにして楽しんじゃえ」がモットーの、フリーのコンテンツ開発者。節電ゲーム「#denkimeter」の開発担当だったり、最近はVRコンテンツも作ってます。 本業は、アイマスP(アイドルマスターのファン)を。

Twitter:@hitabataba

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