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VR体験施設 2019.03.23

VR映画館が新宿バルト9で常設へ 東映やVAIOらが4月から

多人数での同時鑑賞が可能なVR設備を完備した映画館が、東京・新宿にある映画館「新宿バルト9」にて、2019年4月より常設されます。

この常設はVAIO株式会社、東映株式会社、株式会社クラフターの3社が取り組むVR映画に関する共同事業「VRCC(VR Cinema Consortium)」によるもの。「映画に限らず、映画館でVR設備を活用できるイベント開催の促進など、新しい楽しみ方の提案を行っていく」としています。

本施設における常設後初の活用として、学校法人角川ドワンゴ学園による「平成31年度N高等学校バーチャル入学式」が2019年4月4日に開催されます。同入学式では、VR空間内に新入生や登壇者が3Dキャラクターとなって参加し、一人ひとり違った演出を選べるモードが用意されているとのことです。

本事業における各社の取り組みは以下の通りです。

VAIO:ハードウェアの調達・最適化およびソフトウェアとネットワークを含むシステムを開発し、ワイヤレスで多人数が同時視聴できるVR環境の構築。

東映:快適な空間と音響を有する映画館にコンテンツの配給。

クラフター:3DCGアニメーション制作の技術を活用し、コンテンツの制作(人気アニメIPや、人気アーティストの映像などを想定)。

(参考)VAIO株式会社 プレスリリース


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