VRアーケードに携わるVirtual Athletics League(VAL)、SpingboardVR、LIVの3社は、新たにVRアーケードゲームに特化したeスポーツ大会の取組を開始すると発表しました。HPとHTCのeスポーツ部門がスポンサーとなり、世界中のプレイヤーがVRアーケードで「Space Pirate Trainer」、「Arizona Sunshine」といったVRゲームの腕を競います。
トーナメント後の再来店率が急上昇
VALは2年前に設立。VRを使ったeスポーツへのさらなる取組を進めています。同社によれば、第1回のVRゲームトーナメント後、参加者の再来店率は20%から50%に急上昇したということです。米国内のVRアーケードを対象にした「Blaster of the Universe」のトーナメント開催後、今年8月には「Beat Saber」の大会を開催。世界中から168のアーケードが参加しました。「Beat Saber」のトーナメントも、SpingboardVR、LIVが主催に加わっています。
今回の取組では、トーナメントを予定するものとして、
・「Space Pirate Trainer」
・「Arizona Sunshine」
・「Island 359」
・「QuiVR」
・「Archangel: Hellfire」
・「Skyfront」
・「After-H」
などのタイトルが発表されました。
いずれもSteamで家庭用にも配信されているゲームです。また今後も追加を予定しています。
参加資格は全てのVRアーケード
参加資格は参加を希望する全てのVRアーケードが対象となっています。一方でVALは、「もっと参加者を限定したコアのリーグ」も検討中とのこと。VRアーケードに対してより凝ったチーム編成を促そうとしています。
トーナメントでは賞金も設けられる予定ですが、現時点で金額などは明らかになっていません。
参加を希望するVRアーケードは、VALのウェブサイトから参加登録や詳細を確認することが出来ます。
(参考)Road to VR
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