特殊撮影およびカメラ・レンズの専門企業ジュエ株式会社は、スウェーデンのVOYSYS ABと「VOYSYS VR（ヴォイシス ブイアール）」の販売に関する代理店契約を締結しました。
「VOYSYS VR」は、多数の360度カメラをリアルタイムでスイッチング可能な360度VRライブプロダクションソフトです。8K360度動画に対応し、解像度やフレームレートに応じて外部出力を持つさまざまなカメラを利用できます。複数台の360度カメラを同様に接続し、リアルタイムで映像のスイッチング等が可能。従来の2D放送スタジオのように360度映像を扱うことができます。
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同ソフトの採用実績は、2016年にロンドンにて行われた花火大会の様子を360度動画で収録したものや、ディズニー制作の映画「美女と野獣」のワールドプレミアにてFacebookを使ったVRライブ配信、NASAの土星探査機「カッシーニ」の360度ライブ配信などがあります。
日本では株式会社ピクセラが先行して代理店契約を結んでいました。
ライブ配信～放送システム構築までサポート
ジュエは6月初旬より「VOYSYS VR」のソフトウェアライセンスを販売開始予定。提供するライセンスは機能に応じて3種類、それぞれ10日間～6か月までのプランが用意されており、価格は要問合せです。
また、「VOYSYS VR」システム導入、用途に応じた360度カメラシステムや高性能な専用ワークステーションの販売及びレンタル、「VOYSYS VR」を使用した360度ライブ配信の運用及び撮影サービスも提供。短期的な360度ライブ配信イベントから長期的な360度VR放送システムの構築まで、幅広いサポートを行う予定です。
（参考）ジュエ株式会社プレスリリース
