株式会社バーチャルキャストは10億円の資金調達を実施し、この調達に合わせて同社の運営サービス「バーチャルキャスト」および「THE SEED ONLINE」のロードマップを公開しました。各サービスの2019年から2020年春ごろまでのアップデート内容が公開されています。
一体型VRヘッドセットへの対応や、ユーザー出店機能を予定
「バーチャルキャスト」は、ニコニコ生放送などの配信サービスを介して、バーチャルキャラクターになりきってコミュニケーションができるVRサービスです。今回発表されたロードマップでは、VR空間内でのできごとを録画できるようになる「VRタイムシフト機能」や、PCとの接続が不要な「一体型VRヘッドセットへの対応」が予定されています。
一方「THE SEED ONLINE」は、VR向けファイルフォーマット「VRM」で作成された3Dキャラクターや、アイテムなどの3Dデータをアップロードし、各種VRサービスや連携アプリ共通で利用できるサービスです。今回発表されたロードマップでは、アイテムの取引に使用できる「サービス内通貨の導入」や、制作したアイテムを自身のストアとして公開できる「ユーザー出店機能」が予定されています。
(参考)バーチャルキャスト