株式会社バーチャルキャストは、VRサービス「バーチャルキャスト」のコンシューマーエディション(無料版)の利用規約を一部改定。法人でも、無料版の商用利用が可能になりました。
無料版でも商用利用が可能に
バーチャルキャストは、誰でも好きなバーチャルキャラクターになりきってコミュニケーションができるVRサービスです。プランはコンシューマ、ビジネス、エンタープライズの3つのパッケージが提供されています。
これまで無料版の商用利用は個人に限られており、法人は有料パッケージであるビジネス、またはエンタープライズエディションを利用する必要がありました。今回の規約改定により、コンシューマエディションは個人・法人に問わず、誰でも無料で商用利用できるようになります。事務所とタレント契約をしているバーチャルYouTuberは配信サイトで収益化できるほか、宣伝活動や物販を検討している法人はバーチャルキャスト内に自社のルームを作成して利用するなどに活用できます。(利用可能な範囲などの詳細はこちら)
本施策は、角川ドワンゴ学園 N高等学校とS高等学校に「バーチャルキャスト」の提供を開始した記念で実施。バーチャルキャスト社は「今後さらに多様化していくVR市場に対応することを目的としています」とコメントしています。
VR配信サービス「バーチャルキャスト」 法人でも無料で商用利用が可能に
~生徒約4,000名、N高・S高「普通科プレミアム」開始記念~https://t.co/4Fd2KOgoxW pic.twitter.com/LTeZnJ30iY— バーチャルキャスト@VirtualCast (@virtual_cast) April 9, 2021
VR活用の授業に「バーチャルキャスト」が採用
N高等学校とS高等学校は、体験型のVRを活用した「普通科プレミアム」を2021年4月より開始しました。「バーチャルキャスト」は、この普通化プレミアムのプラットフォームとして採用されています。普通科プレミアムを受ける生徒は約4,000名、VRで履修できる授業数は2,300本以上、33.5%がVRに対応しています。