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Meta Quest 2020.10.07

SteamVR対応を復活させる「Virtual Desktop」Quest版のパッチファイル、20万DL達成

「Virtual Desktop」のOculus Quest向けパッチファイルが、サイドローディングアプリ「SideQuest」で、20万のユニークダウンロードを達成しました。

VRヘッドセットからPCを操作できる「Virtual Desktop」は、Oculusの公式ストアで配信中となっています。多くの機能はPC向けバージョンと同様ですが、PCVR(SteamVR)コンテンツへの対応機能がフェイスブックからの要請によって削除されています。

今回20万ダウンロードを達成したのは、削除を要請された“PCVR対応機能”を復活させるためのパッチファイル。Quest版「Virtual Desktop」を購入後、「SideQuest」から同ファイルを同ヘッドセットにダウンロードすることで導入できます。「Oculus Link」とは異なり、ワイヤレス状態でPC向けコンテンツを楽しむことができます。

2020年10月現在、Oculus Questの販売台数は公開されていません。しかし20万人がパッチファイルをダウンロードされたという事実は「ワイヤレスでPC向けコンテンツをプレイしたい」という需要が、同ヘッドセットユーザーの間でかなり存在することを示唆していると言えるでしょう。

90Hzモードは一旦削除

Quest版「Virtual Desktop」は、2020年10月13日に発売される「Oculus Quest 2」にも対応します。他方、以前報じられた、90Hz(リフレッシュレート)に対応する機能は一時的に削除されました。開発者によれば、「Oculus Quest 2」リリース直後は使えないものの、フェイスブック側のOSアップデートで再度利用可能になる予定とのことです。

(参考)UploadVR


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