VR演劇「Typeman」が、第79回ヴェネチア国際映画祭クロスリアリティ(XR)部門「Venice Immersive」にて、「Premio bisato d’oro 2022(プレミオ・ビサト・ ドーロ/金鰻賞)」の最優秀短編賞を受賞しました。
「Typeman」は、メタバース空間でアクター(演者)がリアルタイムで実演する演劇型のコンテンツです。Typemanを演じるアクターと複数の体験者が一度にひとつのバーチャルワールドに入り、間近でアクターの実演を鑑賞したり、アクターと体験者がコミュニケーションをとったりしながらストーリーを楽しむ作品となっています。
「Typeman」が今回受賞した「Premio bisato d’oro 2022(プレミオ・ビサト・ ドーロ/金鰻賞)」は、イタリアの独立系映画評論家が独自に選出する賞。同賞を授与した審査員は、以下のような評価コメントを寄せています。
過去に対するロマンチックな誘惑と、機械式タイプライターのキーに書かれた文学というチャレンジに勝利し、注目を集めた。Typemanは牛の頭の代わりにタイプライターを持った、神話にでてくるフレンドリーなミノタウロスのような姿をしている。
(参考)プレスリリース