スタートアップ企業のTraceは11月7日、誰でもARコンテンツを制作できるプラットフォーム「Trace」を発表しました。同社は元Magic Leapのエンジニアによって2021年に設立された企業で、「ARのCanva」としてサービス展開を目指しています。コーディングや高度なデザイン知識がなくても、直感的にAR体験を作成できます。
このプラットフォームはスマートフォンやタブレットに対応し、ARグラスなどのヘッドセットでも利用できます。ユーザーはインタラクティブなAR体験を設計し、共有できます。利用対象はグローバルブランドから個人クリエイターまで幅広く、位置情報を活用したARコンテンツの構築も可能です。サービス終了が発表されたAdobe AeroとMeta Spark ARの既存ユーザーには、3か月間のプレミアムプランが無料で提供されます。
すでにESPNやT-Mobile、Qualcommなどが、主にマーケティングや研修、展示会などでTraceを導入しています。アプリはiPhoneとiPad向けにApp Storeで無料配信され、月額20ドルのプレミアムプランも用意されています。制作したコンテンツは「Trace Viewer」アプリで閲覧でき、App StoreとGoogle Playの両方で利用可能です。既存の3DアセットはWeb Studioからインポートできます。
TraceのCTOで共同創業者のマーティン・スミス氏は、XRデバイスの性能が向上する一方で、クリエイター向けの環境がまだ限られていると指摘しました。Traceは教育者やアーティスト、企業など、幅広いクリエイターが自らの発想を実現できるよう支援していくと述べています。
参考
Trace
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