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活用事例 2016.12.16

『Raw Data』開発元のSurvios、電通ベンチャーズ等からVRゲームでは最高額の約59億円を資金調達

Survios社によるVRシューティングゲーム『Raw Data』は、2016年夏に発売されて以来、ゲーム配信プラットフォーム「Steam」におけるHTC Vive用VRコンテンツのヒット作品の1つとなっています。同社は今年2回の資金調達を発表し、エンターテイメント会社のメトロ・ゴールドウィン・メイヤー(MGM)などを通じ5000万ドル(約59億円)を調達しました。

2014年、SurviosはShasta Venturesが率いる投資会社から400万ドル(約4.7億円)を集め、『Zombies on the Holodec』のようなVRゲーム開発に活用しました。そして2016年1月のロサンゼルスのVRイベント「VRLA」に『Raw Data』を発表しました。

今回の投資では、Danhua Capital、Shanda Holdings、Felicis Ventures、日本からDentsu Ventures、Lux Capitalとともに、Shasta Venturesが再び投資に参加しました。 またMGMによる投資ラウンドによって、会長兼CEOのGary BarberがSurviosの経営に参画したことを意味しています。

これまで、VRゲームスタジオには、Oculus Rift向けゲーム『Lucky’s Tale』の開発を行っているPlayfulが2,500万ドル(約29億円)、『Eve:Valkyrie』を開発するCCP Gamesが3,000万ドル(約35億円)となっており、今回のSurviosの調達額はVRゲームスタジオとして最大規模となります。

Surviosの共同設立者兼チーフ・クリエイティブ・オフィサーのJames Iliff氏は、「可能な限り多くのユーザに向けて素晴らしいVRコンテンツを構築したいと考えています。 私たちは、VR市場を成功させたいと考えています」

Surviosは将来を見据えてコンテンツのラインナップを多様化する予定とのことですが、Raw Dataに関してもこう述べています。

「私たちは当初計画していたRaw Dataを完成させ、より多くのミッション、ヒーロー、アイテム、能力を提供します。 さらにクオリティをブラッシュアップし、多くのストーリー要素を追加するほかにも、まだ発表していないサプライズも準備しています」

(参考)

Raw Data Developer Survios Raises $50 million in Funding This Year

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※Mogura VR は、VRFocusとパートナーシップを結んでいます。


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