スマートフォンに接続して使うMRグラス「NrealLight」と、スマートグラス「Nreal Air」で
「Steam」のゲームが“一部”遊べるアプリ「Steam on Nebula」が6月末にリリースされます。
「Steam on Nebula」は「Nreal」シリーズの開発元Nreal社が手掛けるアプリ。PCとリンクさせることで、「NrealLight」と「Nreal Air」にPCゲームを直接ストリーミングします。発表によれば、現時点では、ラリーゲーム「Dirty Rally」とFPS「Halo」シリーズ全作品に対応しているとのこと。
現在、「NrealLight」と「Nreal Air」のユーザーは「Xbox Cloud Gaming」を使って、両デバイスにゲームをストリーミングできます。今回の「Steam on Nebula」は、その機能をさらに拡張する形です。
「Steam on Nebula」は6月末、ベータ版としてリリースされます。米メディアVRScoutはセットアップの手順が少し複雑なことから、いくつかの問題が発生する可能性があると予測しています。現時点では、正式版のリリース時期や日本語対応の有無などは明らかになっていません。
Nrealは2017年創業された中国の企業。2019年にKDDI株式会社と戦略的パートナーシップを締結し、2020年12月には「NrealLight」の日本国内向けの販売を開始。2022年3月4日にはKDDIおよびNTTドコモより「Nreal Air」の日本国内向け販売が開始されています。
（参考）VRScout
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