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業界動向 2021.04.30

日本発のVR映画プロジェクトが始動、作品は世界各国の映画祭VR部門へ応募

VR映画の制作プロジェクト「STARCAT VR LAB」が始動しました。実写のVR映画企画を募集し、応募企画の中から1企画を2021年度内に制作する予定です。プロジェクトの第一弾として、2021年5月1日から監督公募が開始されます。

VR映画制作企業とケーブルテレビのタッグ、幅広く企画を募集

「STARCAT VR LAB」は日本発のVR映画祭「Beyond the Frame Festival」の運営やVR映画の製作を行う株式会社CinemaLeapと、愛知県でケーブルテレビ等を展開するスターキャット・ケーブルネットワーク株式会社が連携して実施するプロジェクトです。

初年度の作品製作では、過去にVR映画を製作した経験の有無は問わず、幅広いクリエイターから実現したい実写のVR映画企画を募集。企画の中から1企画が選定され、2021年度内に製作が行われます。

企画製作には、VRコンテンツプロデューサーの待場勝利氏や、360度動画の撮影を手掛けるt-photoworks代表の谷口とものり氏などがサポートとして参加。製作された作品は、世界各国の映画祭VR部門へ応募が予定されています。

さらに、5月19日には「STARCAT VR LAB ローンチイベント」がオンラインで開催。STARCAT VR LABの運営メンバーによるラボの紹介や、待場氏によるVR映画の魅力が語られるトークイベントが予定されています。また、VR映画の作り方について学べるワークショップの開催も予定されています。

監督公募

監督公募企画

20分間以下の実写VR映画企画
※ロケ地は東京・名古屋近郊で撮影日数2〜3日を想定。
※選ばれた企画は2022年3月末までに製作完了の予定。

スケジュール

2021年5月1日〜5月31日……企画公募
2021年6月初旬……書類選考通過者との面談
2021年6月中旬……企画決定(1企画)
※各選考の段階で通過者のみに連絡。

URL

https://starsquare.net/vrlab/director-koubo/

(参考)株式会社CinemaLeap プレスリリース


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