3月21日(月)株式会社スクウェア・エニックスが、半導体企業のクアルコムとの提携を発表し、XRコンテンツの開発を進めると発表しました。クアルコムと共同で、AR開発向けのプラットフォーム「Snapdragon Spaces XR Developer Platform」を使用して、ARグラス向けのコンテンツを開発します。
新作ゲームなどの詳細は明らかになっていませんが、開発されるコンテンツには、スクエニの管理しているゲームタイトルやスタジオが使用されるとのこと。これにより、「ファイナルファンタジー」や「ドラゴンクエスト」シリーズなどのARゲームが新たに開発されることになるかもしれません。
ちなみに、開発に使用すると発表された「Snapdragon Spaces」は、スマートフォン接続のARグラスのデバイス設計や、ARグラス向け3Dアプリケーション開発をサポートするプラットフォームです。
今回の提携について、スクウェア・エニックスのテクニカル・ディレクター、Ben Taylor氏は以下のようにコメントしています。
スクウェア・エニックスは、常に最先端のゲーム技術に取り組み、ストーリーテリングの限界を押し広げ、ファンの皆様に忘れられない体験をお届けしています。
私たちは、XRに投資しており、「Snapdragon Spaces」を土台にできることを期待しています。特に我々は、現在を当社が得意とするクラシック・ジャンルのゲームをXRで革新するタイミングだと考えており、世界中に幸せを広めるという当社のミッションを推進するため、それらを世界と共有することを楽しみにしています。
(参考)Qualcomm、Road to VR
Mogura VRはRoad to VRのパートナーメディアです。