総務省は「安心・安全なメタバースの実現に関する研究会」の「報告書2025(案)」について、一般からの意見を募集するパブリックコメントを実施しています。期間は令和7年(2025年)8月4日から8月27日までです。
総務省は、今後メタバース市場の規模拡大を予測し、利用者の大幅な増加も見込んでいます。同省では、メタバース空間を安心・安全に利用できる環境の整備を目標として、民主的な価値観に基づく基本原則の検討も進行中です。また、メタバースは国境を越えて提供されることから、国際的な議論に貢献する狙いもあります。

(「安心・安全なメタバースの実現に関する研究会」報告書2025(案)より引用)
同省下の「安心・安全なメタバースの実現に関する研究会」は令和5年(2023年)10月から活動を開始。研究会の議論対象は、当初よりも拡大しています。初期段階では個人間のコミュニケーションや娯楽用途が中心でした。現在は、AR/MRデバイスの発展を考慮しています。多目的での利用拡大も背景にあり、産業分野での活用も含め、幅広い目的で利用されるメタバース全般が議論対象となっています。
その成果物としての報告書2025は、議論の結果まとまった「メタバース原則」のアップデート版を含む内容となっており、「ユーザとアバターとの紐付けにおけるプライバシーの尊重」などにも言及があります。
パブリックコメントはメタバースに関わる様々な主体からの意見が集まることが予想されます。

(「安心・安全なメタバースの実現に関する研究会」報告書2025(案)より引用)
今回意見を募集する「報告書2025(案)」は、e-Govの「パブリックコメント」欄で確認可能です。寄せられた意見は最終的な報告書作成に活用され、その後、正式な報告書としてまとめられる予定です。
(参考)総務省

