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PlayStation VR 2019.11.22

【PSVR】ソニーが新型コントローラーと思われる特許出願、“PS5”向けか?

株式会社ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)が、プレイステーション5(PS5)用と思われる新型コントローラーの特許を、日本特許庁に出願していたことが判明しました。

ライトバーが廃止か

新型コントローラーの特許は2019年3月に出願され、11月18日に特許公開されました。米メディアUplaodVRは、新型と現行のDUALSHOCK 4(以下DS4)の最大の違いは、コントローラー上部に存在していた“ライトバー”が廃止されたことと説明します。

ライトバーは、発光することでコントローラーの接続状況や充電状況などを示すパーツ。通常(非VR)のゲームではあまり大きな役割を果たしませんが、「Astro Bot: Rescue Mission」や「Firewall Zero Hour」など、一部のPlayStation VR(以下PSVR)向けゲームでは、この発光がコントローラーをトラッキングするために使用されています。

UplaodVRは「特許に掲載されているデザインは最終決定案でない可能性がある」と前置きしつつ、ライトバーをトラッキングに使用しているソフトをプレイステーション5でプレイする場合、SIEがどのような解決策を用意しているのかは興味深い、と論じています。

その他に判明した要素

新型コントローラーの出願書からはまた、同コントローラーの接続がUSB Type-Cで行われる(DS4はMicro USB接続)ことや、前面部にマイクが搭載されたことなどが読み取れます。

SIEは、プレイステーション5の正式発表時、新型コントローラーへのハプティック技術搭載、およびL2・R2トリガーの抵抗力を開発者がコントロールできる「アダプティブトリガー」を併せて告知しました。UploadVRは、新コントローラーのトリガー部分がDS4と比べてやや大きくなったことを指摘。これらの新機能を搭載した結果であると考察しています。

2019年11月現在、プレイステーション5は、2020年末にリリースされることが予定されています。ゲーム機本体と新型コントローラー、そして噂される「PSVR2」がどのようなものになるのか、今後の発表に注目が集まります。

(参考)UploadVR


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