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Meta Quest 2020.11.27

サイドローディングアプリ「SideQuest」、VRの標準仕様「OpenXR」に参画

Oculus Quest(オキュラス クエスト)向けのサイドローディングアプリ「SideQuest」は、「OpenXR」に参画。関連企業から構成される組織クロノス・グループに参加したことを発表しました。

「OpenXR」は、様々なVR/ARプラットフォームでのデバイス・アプリ間の仕様を標準化するための取り組み。Microsoft、HTCといった多くの企業が参加し、2020年11月現在、「Steam」やOculusなどが(試験的に)対応しています。

「OpenXR」が実際に機能するまでには、まだしばらく時間が必要と思われます。Oculus Quest(オキュラス クエスト)のような一体型VRヘッドセットと、PC(向けのハイエンドヘッドセット)のあいだに、大きなスペック差が存在するからです。仮に今の段階で「OpenXR」を活用しようとした場合、結局2種類(一体型向けとPC向け)のアプリを作らなければなりません。

現時点では、「SideQuest」が「OpenXR」とクロノス・グループと、具体的にどのように協働するのは不明ですが、「Quest 2」の発売以降、さらに勢いを伸ばしている同アプリの活躍に期待したいところです。

(参考)UploadVR


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