松竹株式会社は、VRなど先端技術を活用した新たなエンタテインメント領域の創出を目的とした「ミエクル株式会社」の本格始動を発表しました。歌舞伎やお笑いのVR映像の制作やVRを活用したコンテンツ・サービス開発などを行っていくとのことです。
ミエクル株式会社は、松竹とカディンチェ株式会社、株式会社侍の3社で2018年5月に設立。「Entertainment×Technology」をテーマとして掲げ、VR/AR/MRおよびAIなどの先端技術を活用した新しいコンテンツやサービスの開発を行います。
同社では、歌舞伎やお笑いコンテンツのVR化に取り組んでいます。今後は松竹が20年に渡り運営している「松竹お化け屋本舗」のVR化を行い、国内だけでなく海外での事業展開も予定されています。事業内容にはVTuberの開発およびコンテンツ運営も含まれています。
また、2020年の東京オリンピックと2022年の北京オリンピックを視野に入れ、テクノロジーを活用したスポーツ領域やヘルスケア領域でのコンテンツ・サービスの開発も進めるとコメントしました。
同社は事業内容として、以下の7つを挙げています。
・歌舞伎等の演劇関連 VR 映像の制作
・VRを活用した「お笑い」コンテンツの制作
・VRを活用した体験型「ホラー」コンテンツ及びサービスの開発
・観光VR映像の制作
・VTuberの開発及びコンテンツ運営
・スポーツ関連VR映像制作及動作解析サービス
・高齢者及び障がい者向け健康増進プログラムの開発
(参考)Miecle Inc.