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話題 2022.09.29

香港のVR施設「Sandbox VR」がアメリカに新店舗をオープン 最大6人で遊べるゲームが登場

VR体験施設を運営する香港のSandbox VRは、アメリカ・インディアナ州の商業施設Bottleworks Districtに、新たな店舗をオープンすることを発表しました。開店日は9月30日で、「ホロデッキ」と呼ばれるVRゲームプレイ用の個室が4つ設置されます。

Bottleworks DistrictのSandbox VR店舗では、VRヘッドセットや触覚べスト、バックパックなどを着用し、最大6人でVRコンテンツを楽しめます。一緒にゾンビを退治するゲームや、海の財宝を探索するゲーム、アンデットからマンションを守るゲームなど、さまざまな内容の体験が可能です。さらに人気ドラマ「スター・トレック」をVRで再現したコンテンツも用意されています。

今回の新店舗オープンについて、Sandbox VRの創業者Steven Zhao氏は、以下のようにコメントしています。

インディアナポリスに、しかも歴史あるBottleworks地区内にオープンすることは、信じられないほどエキサイティングです。この地区はアクティビティで賑わい、地域全体から観光客が集まってきます。私たちのユニークなVR体験をコミュニティに提供できることは、これ以上ない喜びです。

Sandbox VRは、複数人で体験できるマルチプレイのVR体験施設を提供している企業。2020年2月時点では、米国内で6箇所の他、香港、ジャカルタ、マカオ、シンガポールで体験施設を運営していました。しかしその後、新型コロナウイルスの影響によって、運営していた店舗のすべてを閉鎖。2020年8月には米国子会社が、米国連邦倒産法第11章に基づく再生手続を申請しました。

ただ2021年7月には、“再始動”に向けての動きを加速していることが報じられており、11月には3,700万ドル(約42億円)を調達したことが明らかになっています。今回の新オープンは、本格的な事業再開に向けての第一歩と言えそうです。

(参考)プレスリリース


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