岡谷エレクトロニクス株式会社は、小売店舗向けに人流や交通状況を観測する新料金プラン「ナガレミル ライト」を発表しました。同社の提供する「ナガレミル」は、3D-LiDAR(レーザー光で距離や形状を測定する技術)とAIを活用したソリューションです。これまで空港やスタジアム、駅など大規模施設での利用実績があります。
今回追加される新プラン「ナガレミル ライト」は、コンビニやスーパーマーケットなど小規模施設向けです。計測範囲が半径5m〜10mと限定され、最大100人までのセンシングに対応しています。従来の「ナガレミル」は半径15m〜25mの広範囲を計測可能で、最大600人までセンシングが可能です。
「ナガレミル」シリーズでは、3D-LiDARがレーザーで対象物の形状や距離を測定し、その点群データをクラウドで分析します。計測したデータは専用ダッシュボードで確認でき、人や車両の移動軌跡や通過人数、滞留人数、速度別の人数カウントといった情報が得られます。今回追加される「ナガレミル ライト」でも、こうした主要なデータ取得機能は維持されています。
LiDARを活用した測定は昼夜や天候など環境条件に左右されず、安定した測定が可能です。また、取得データに個人を特定する情報が含まれないため、プライバシーへの配慮の観点からも注目を集めています。
岡谷エレクトロニクスは「新たな小規模向けプラン導入により、導入費用や運用コストが抑えられ、より手軽なスタートが可能になる」と新サービスの利点を強調。従来多くの時間や労力を要した来場者カウント業務を効率化できると見込んでいます。また店舗内の混雑状況も把握でき、業務改善や店舗運営の最適化に役立つとしています。

