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AR/スマートグラス 2025.02.01

「Ray-Ban Meta」2024年の売り上げが100万台突破 マーク・ザッカーバーグ氏が会議で語る

Meta社のCEO、マーク・ザッカーバーグ氏が、スマートグラス「Ray-Ban Meta」の2024年の売り上げ台数が100万台を突破したとコメントしました。UploadVRなど複数の海外メディアが報じています。

「Ray-Ban Meta」は、2023年10月に発売されたスマートグラスデバイス(国内では未発売)。ディスプレイに映像を映す機能はありませんが、2つのカメラとマイク、指向性スピーカーを搭載しており、写真や動画の撮影、リアルタイムでの配信、音声によるナビゲーションや通話といった機能を使用できます。また、「Meta AI」も利用可能で、検索やQRコードを読み取るといった、各種機能を使うことができます。

今回のザッカーバーグ氏の発言は、海外メディアThe Vergeがリーク情報として報道したもので、Meta社内で行われた全社員会議での発言とのこと。「Ray-Ban Meta」の価格は300ドル(約4万5,000円)からで、2024年の収益は約3億ドル(約460億円)に達していると思われます。

Meta社は、以前からスマートグラスを展開しており、2021年には「Ray-Ban Stories」を発売。同デバイスは「Ray-Ban Meta」の“前モデル”に相当しますが、販売本数は16ヶ月で30万本に満たなかったことを、ウォール・ストリート・ジャーナルが報道しています。同製品と比較すると、「Ray-Ban Meta」は大きく“躍進した”と言えます。

なおMeta社は、2025年に新型のスマートグラスを発売する計画と報道されています。このデバイスは、アイウェアブランドの“オークリー(Oakley)”から発売予定で、ヘッドアップディスプレイ(HUD)を搭載するほか、ニューラルリストバンドが付属する可能性があると報じられています。

(参考)UploadVR

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