PwC、3,000台のVRヘッドセットを社員に配布し「メタバース全社イベント」を開催後日レポートも予定

PwCコンサルティング合同会社が、6月27日から6月29日にかけて全社員が参加対象のバーチャルイベントを開催しました。約3,000台のVRヘッドセットが用意され、3日間の総アクセス数は約8,800とのこと。

clusterとVRChatの2つで実施

PwCコンサルティングは2016年設立のコンサルティング会社です。2021年7月に「Design（新しい姿を描き、作る）」「Disruption（従来の概念を覆す）」「Dimension（多面的に考える）」の頭文字を取った3カ年計画が策定されており、今回の社内イベントはこの3カ年計画がの社内浸透、ビジネス活用が見込まれるメタバースの可能性検証のために実施されました。

イベントはメタバースプラットフォーム「cluster」に設けられた「ステージエリア」と、ソーシャルVR「VRChat」に設けられた「コミュニケーションエリア」の2つで実施。「ステージエリア」ではトークセッションや対談、著名人やアーティストによるパフォーマンスが披露され、「コミュニケーションエリア」では社員同士のコミュニケーションが行われました。

なお、今回のイベント開催後には、実証実験結果をレポートとしてまとめ、メタバースがPwCコンサルティングの仕事や働き方（コミュニケーション、コミュニティの在り方）にどう影響を与えるか検討すると同時に、クライアントが直面する課題やその解決方法などへの示唆が公開される予定です。