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ゲーム・アプリ 2020.01.15

VRFPS「Pavlov VR」Quest版、リリース日が2020年に延期

VRFPSゲームPavlov VR」の一体型VRヘッドセットOculus Quest版「Pavlov Shack」(以前の仮称はPavlov Lite)の最新バージョンが、サイドローディング(※)アプリ「SideQuest」上でリリースされました。また本作の配信日が2020年に延期されたことも明らかにされています。

(※サイドローディング:正規のアプリストア=この場合はOculus Store以外から、アプリを入手しインストールする行為)

Pavlov VR(Shack)について

「Pavlov VR」は2017年にSteamでアーリーアクセス版が配信された作品。オンラインでのマルチプレイヤーでの対人戦が主なゲームモードのタイトルです。2019年5月にはQuest版(Lite)のαテストが実施され、注目を集めました。

「Pavlov Shack」には、「Pavlov VR」と比較していくつかの相違点が存在します。「Pavlov VR」に存在するワークショップ機能とカスタムマップ作成機能は、「Pavlov Shack」には実装されません。開発を手掛けるdavevillzによれば、その代わり(ユーザー)カスタムマップからインスピレーションを受ける形で新マップ導入を行う予定とのこと。

正式リリースは2020年に延期

今回「SideQuest」で配信された「Pavlov Shack」は最終リリース版ではありません。本作は当初、2019年12月の配信が予定されていましたが、「コアパーティーとフレンドサポート(core party/friend support)」に問題が生じたためリリースが延期されました。

davevillzは、延期後のリリース予定日は2020年初頭と説明しています。米メディアUploadVRによれば、本作は(PCVR版とは異なり)無料で配信されるとのこと。

配信プラットフォームは未だ不明

2020年1月現在、「Pavlov Shack」の配信プラットフォームは依然として判明していません。通常、Quest向けのVRタイトルはOculusの公式ストア(Oculus Store)でのみ提供が行われます。しかし本タイトルはαテスト際、ストアでは配信されず、サイドローディング形式でアプリの導入を行う必要がありました。

davevillzの公式Twitterでも、プラットフォームに関する発表(ストア配信か、サイドローディングが必要か)はなく、続報が待たれる形です。米メディアUploadVRは、「2019年10月、本件に関する問い合わせを行ったものの、davevillzから返答はなかった」と記載しています。

(参考)UploadVR


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