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ゲーム・アプリ 2019.05.24

高評価のVRFPS「Pavlov VR」がOculus Questに対応決定、無料のオープンαもスタート

高い評価を得ているVRFPSゲームPavlov VRのOculus Quest版が発表されました。「Pavlov VR」2017年にSteamでアーリーアクセス版が配信された作品で、オンラインでのマルチプレイヤーでの対人戦が主なゲームモードとなっています。

本作の開発元davevillzは、今回のOculus Quest版リリース情報と共に、オープン形式のα版テストの実施も告知。2019年5月23日からテストが開始される旨をTwitter上で公表しています。

サイドローディングの必要あり

Oculus Quest版「Pavlov VR」のα版をプレイするには、同タイトルをサイドローディング形式で、Oculus Quest(以下Quest)にインストールする必要があります。

(※サイドローディング:正規のアプリストア(この場合はOculus Store)以外から、アプリを入手しインストールする行為)

サイドローディングを行うにはまず、Oculus公式で自身のアカウントをデベロッパーモードに設定します。その後同サイトから、ドライバーをダウンロードし、Quest本体が不明なソースからのアプリを認識するようにします。なおOculus Quest版「Pavlov VR」のα版は無料でダウンロードが可能です。

Quest版の相違点

davevillzは、Steam版と比較した場合のQuest版「Pavlov VR」の相違点も公開しています。同社はQuest版「Pavlov VR」には(Steam版に存在する)ワークショップ機能とカスタムマップ作成機能は実装されないと説明。一方で「数々のカスタムマップからインスピレーションを受ける形で、新マップの導入を進めていく」と明言しました。

Steam版とのクロスプラットフォーム化については、現時点では積極的に検討はされていないとのこと、davevillzはゲームプレイ面の格差の観点から、以下のように説明しています。

仮に(技術的に)可能としても、(Pavlov VR)はそもそも根本的にクロスプラットフォームに向かないのです。例えば「Index」のリフレッシュレートは144hzですが、Oculus Questのリフレッシュレートは72Hz止まりです。

Quest版はOculus Storeでも配信予定

davevillzは「Pavlov VR」の将来的な展開についてもコメントを行いました。同社によると、Quest版「Pavlov VR」は将来的に、Oculus Storeでのリリースも予定しているとのこと。Rift版については、ワークショップ機能が使用できないことなどから、Oculus Storeで配信する予定はない、とdavevillzは解説しています。

(参考)VRScout
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