中国のKAT VR(Hangzhou Virtual Technology)は、Kickstarterで行われていたVR用歩行デバイス「KAT WALK C」のクラウドファンディングが成功裏に完了したことを発表。166万ドル(約1億7,500万円)の調達を報告しました。
「KAT WALK C」は、自宅で使用することを想定したルームランナー形式のデバイス。身体を背中のハーネスに固定し、好きな方向に“移動”することで、その動きがVR内に反映されます。VRヘッドセットでは、HTC VIVE、Oculus Rift(Rift S)、PlayStation VR、VALVE INDEX(バルブ・インデックス)などに対応します。
当初は10万ドル目標も、その16倍以上を集める
「KAT WALK C」のクラウドファンディングは、10万ドルを目標調達額としていました。結果として集まった約166万ドルという調達額は、VR機器のクラウドファンディングとしては非常に多く、Oculus Riftの約240万ドルや、Pimaxの約420万ドルに次ぐ金額となりました。
今回のクラウドファンディングの成功について、KAT VRはKickstarterで以下のようにコメントしています。
我々は皆様のサポートが無ければ、このような成功を40日間では収められなかったでしょう。このプロジェクトには、我々の共通の夢を実現するため、延べ1,399人が合計170万ドルに近い資金を出資してくれました。
(参考)VRScout
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