PC向けハイエンドVRヘッドセットOculus Riftの在庫が、様々な通販サイトで在庫切れとなっていることが判明しました。米メディアVarietyによるとMicrosoft Store、Micro Center、Media Markt, Curry’sなどの通販サイトで、在庫切れが確認されているとのことです。
Road to VRによると、AmazonやOculus公式サイトといった一部の通販サイトは、Oculus Riftの販売を続けているとのこと。2019年3月9日現在、日本のAmazonでもOculus Riftの在庫が確認されています。
Facebookはコメントを拒否
今回の在庫切れの原因は2019年3月9日現在、明らかになっていません。Varietyは在庫切れについてFacebookに取材を試みたものの、質問への回答を拒否されました。Varietyによると、Facebookは問い合わせに対して「AmazonやOculus公式サイトで(Oculus)Riftは依然として販売中」と回答したとのことです。
Rift S発売の前触れか
Facebookからの正式な発表がないことにより、今回の在庫切れは、様々な推測や議論を呼んでいます。複数のVRメディアは、在庫切れをOculus Riftのアップグレードモデル、Oculus Rift Sの発売が近い証拠であると推測しています。
Oculus Rift Sは、フェイスブックのPC向けハイエンドVRヘッドセットOculus Riftのアップグレード版と推測されているVRヘッドセットです。2018年11月にTechCrunchがその存在を報道しました。FacebookはOculus Riftのアップグレードについて、正式な発表を一切行っていません。
2月にはソフトウェア内にコードが確認される
2019年2月、UploadVRがOculusのPC向けソフトウェアにOculus Rift Sに関するコードを確認したと報じました。同メディアによると現行のOculus Riftと比較し、トラッキング方式やIPD調整に関わる変更が確認できたとのことです。
(参考)Road to VR
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