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Meta Quest 2020.08.12

発表はもうすぐ?「Oculus Quest 2」これまでの噂まとめ

2019年5月に発売された、フェイスブックの一体型VRヘッドセット「Oculus Quest」(オキュラス クエスト)。5万円と比較的廉価で、PCやケーブル、外部センサーの必要なく単体でリッチな体験ができることから、人気の高いVRヘッドセットです。

発売から1年が過ぎ、新モデル「Oculus Quest 2」への注目が集まっています。執筆時点、フェイスブック公式は新モデルに関して公式発表をしていませんが、本記事では、新型Quest に関する報道をこれまでに過去に掲載したニュース等をもとに振り返ります。

目次

1.2020年5月に新モデルの第一報が報じられる
2.新モデルの名称は「Quest 2」?
3.IPDアジャスターは消滅か
4.ヘッドストラップはシンプルに
5.コントローラーは旧型デザイン寄りに
6.Quest 2のお披露目は9月15日?

2020年5月に新モデルの第一報が報じられる

新モデルの第一報は米メディアBloombergが2020年5月に報じました。新型Questは現行モデルから10%~15%小型化され、リフレッシュレート72Hzから90Hzや120Hzに向上、新モデルのハンドコントローラーが同梱されると解説しています。

米メディアRoad to VRはOculus RiftとOculus Rift Sの関係に倣い、新型Oculus Questを“Oculus Quest S”と仮称しています。

新モデルの名称は「Quest 2」?

7月には、 Questの新型モデルと思われる画像が、海外掲示板RedditやTwitterなど、インターネットの各所に掲載され、話題となりました。

今回の画像の情報元の1人であるWalkingCat氏は、これまで「HP Reverb G2」や「HoloLens 2」を情報公開前にリークした過去がある人物。WalkingCat氏は新型が「Quest 2」という名称になる予定だと語っています。

IPDアジャスターは消滅か

リークされた「Quest 2」本体画像には、現行モデルの本体下部にあったIPD(瞳孔間距離)調整用のスライドバーが確認できません。見えない部分に設置されている可能性もありますが、スライドバーは本体下部にあることが多いため、見当たらないのは不自然といえます。

米メディアRoad to VRは、この変更から「Quest 2」がOculus Rift Sのような1枚の液晶ディスプレイに変更された可能性が高いと指摘しています。

ヘッドストラップはシンプルに

リーク画像からは、ヘッドストラップがT字型になっていることが確認できます。左右から伸びるヘッドストラップより調整機能が無くなっています。

現行モデルは、本体の左右と上部の計3か所でヘッドストラップの長さ(奥行きなど)を調整し、マジックテープで固定します。新型では主に上部ストラップ側で調整する仕組みのようです。Oculus Rift Sのようなダイヤル式の“調節つまみ”があるかは確認できません。

コントローラーは旧型デザイン寄りに

新型のOculus Touchコントローラーは、ボタンやスティックなどがある上部が、グリップから独立しています。内トリガーも高い場所に再配置されています。より初代Oculus RiftのTouch controllerに近いデザインに変更されているようです。

Quest 2のお披露目は9月15日?

WalkingCat氏は、Quest 2の画像を、9月15日という日付を添えてTwitterで公開しました。9月15日はフェイスブックの開発者会議「Oculus Connect 7」の開催予定日と想定されており、リークが正確なら「Quest 2」の正式発表(あるいは発売)が行われる可能性が高いと推測されます。

リーク情報がどの程度正確かは不明ですが、フェイスブックは「Oculus Connect 7」を2020年後半にデジタルフォーマットで開催すると発表しています。今後も「Oculus Quest 2」の発表に注目したいところです。

執筆:みたらし


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