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Meta Quest 2021.02.20

Oculus Quest 2にマルチユーザー機能が実装 アプリもシェア可能に

2021年2月19日、Oculus Questのプラットフォームに最新のアップデートの順次導入が開始されました。今回の更新では、1月に予告されていた、マルチユーザーとアプリシェア機能を実装されます(現時点ではテスト機能)。

追加できるアカウントは3つまで

マルチユーザーとアプリシェアは、フェイスブックによれば、ユーザーからの実装要望が非常に多かった機能であるとのこと。今後は、1つのヘッドセット(Quest 2)で、複数のアカウントが使い分けられるほか、アカウント間で、購入したアプリの共有が可能に。セーブファイルなども、アカウント別に管理されます。

マルチアカウント機能を使用する場合、アカウントは、Quest 2で最初にセットアップされたもの(アドミン)と、そこに紐づけられる“追加”アカウントに分かれます。ひとつのアドミンには、最大で3つの追加アカウントを紐づけ可能。追加のアカウント側が、アカウントを更に紐づけることはできません。

アプリシェアで共有できるのは、単一のヘッドセット内のアプリのみ。共有とアカウントの使い分けには「Facebook」アカウントでのログインも必要です。追加アカウントを使用するユーザーが、自身のVRヘッドセットを購入した(保有している)場合、そちらからは、アドミンが保有するアプリは利用できません。

Oculusは、追加アカウントを使用するユーザーは、アプリ購入自体は行えるものの、購入したアプリのシェアは不可能と説明。異なるデバイスに、同じアカウントで同時にログインできる仕組みは維持されますが「同一アカウントでログインした複数のデバイスから、ひとつのアプリを同時に使用すること」はできないと解説しています。

アドミンアカウントの変更には、ファクトリーリセットを行う必要があります。

まず利用できるのはOculus Quest 2のみ

今回この機能が使えるようになるのは、Oculus Quest 2のみとのこと。将来的には初代Oculus Questのユーザー向けにも提供することを目指すとのことです。

(参考)Oculus 公式ブログ


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