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Meta Quest 2021.01.15

Oculus Quest、2月から複数のユーザーで1台のデバイスを使用可能に アプリもシェア

2021年1月13日、フェイスブックは2021年2月から、Oculus Quest(オキュラス クエスト)が、複数のユーザーアカウントの利用と、アカウント間のアプリシェアに対応することを発表しました。

フェイスブックによれば、これらの機能は、ユーザーから最もリクエストが多かったシステムであるとのこと。

1台のQuestを複数人で共有

アップデート後は、1台のQuestに対して、複数のユーザーが、それぞれのアカウントでログイン可能になるほか、“プライマリ”アカウントで購入されたアプリが、紐づけされたサブアカウントでも使用できるように。ゲームのセーブデータやアチーブメントは、アカウントごとに個別化されます。

各アカウントは、それぞれフェイスブックと紐付けられていることが必要。アプリのシェアは同一ヘッドセットでのみ行えます。サブアカウントの保有者が、別のヘッドセットでログインしても、(別デバイスの)プライマリアカウントが保有するアプリでは遊べません。

プライマリアカウントを保有するユーザーは、サブアカウントのアプリに関して、同じアプリを保有していない限りアクセスできません。また、サブアカウントでのアプリ購入は可能ですが、購入物のアカウント間でのシェアは不可能です。あくまでも、「親」のアカウントのアプリのみを他の「子」アカウントで使えるようにする機能のようです。

フェイスブックは、今回のシステム追加に伴い、2021年2月13日以降にOculus Store向けに公開されるQuest向けアプリは、シェア機能への対応が求められると告知しています。既存のアプリは同日から自動的に対応が開始されるとのこと。“契約やその他の理由”で対応できない場合は、2月12日までにオプトアウトも可能です。

複数アカウントへの対応とアプリのシェア機能は、まずは実験的に導入される予定。まずは1つの“プライマリ”アカウントにつき、3つのサブアカウントが紐づけ可能になる予定です。

(参考)UploadVR


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