Oculus Quest 2は、最新アップデート(v28)でリフレッシュレート120Hzに対応します。これにより、従来よりもさらに滑らかで高品質なVR体験が可能となります。同機能の発表以降、複数のVRタイトルが120Hzへの対応を表明していますが、今回新たに「Virtual Desktop」と「Rhythm ‘n Bullets」がベータ版として120Hz対応の導入を告知しました。
リモートVRデスクトップとシューティングゲームが対応
「Virtual Desktop」は、いわゆる「リモートデスクトップ」のような形で、VRヘッドセットからPCを操作することができるアプリ。2016年にSteam版が配信開始、その後Oculus Go版やOculus Quest版なども配信されています。米メディアUploadVRによれば、今回のアップデートによって、「Virtual Desktop」から「SteamVR」などのPCVRゲームを120Hzの状態で遊ぶことが可能になったとのこと。
2021年4月21日現在、「Oculus Link」やワイヤレスでPCVRゲームを遊べる公式の新機能「Air Link」では、リフレッシュレートを120Hzまで引き上げることはできません。Oculusは、将来的な対応を約束しているものの、現時点では「Virtual Desktop」が、120Hz状態のQuest 2でPCVRゲームを遊べる有力な手段となっています。
「Rhythm ‘n Bullets」は「App Lab」で配信されているシューティングゲーム。ハンドコントローラーで2機の戦闘機を操り、敵を倒してクリアを目指します。
今回「Virtual Desktop」と「Rhythm ‘n Bullets」に実装された120Hz対応は、現時点ではベータ版のアップデート。導入するためには公式ストア、あるいはスマートフォンのOculus公式アプリから、それぞれのタイトルの“バージョン”を選択し、ベータ版に切り替える必要があります。
(参考)UploadVR