一体型VRヘッドセットOculus Goの、新たなソフトウェアアップデートの内容が判明しました。今回のアップデートでは、バッテリー設定の拡充、映像録画中の音声録音機能などが追加されます。
着用した瞬間に起動する設定が可能に
今回のアップデートにより、ユーザーがOculus Goを着用した瞬間、本体の電源が入れるかどうか設定できる機能が、設定項目に追加されました。この機能は、利用者の希望によりオンオフが可能です。上記の機能に加えて、ユーザーがOculus Goを頭部から外した際、ヘッドセットがスリープ状態に移行するまでの時間を、詳細に指定できるようになりました。
本体のみでの録音が実現
新アップデートにより、Oculus Goに音声の録音機能が実装され、映像と音声の同時収録が可能となりました。
アップデート前のOculus Goでは、映像と音声の同時収録が不可能でした。映像と音声を収録するためには、ユーザーはOculus Goの録画機能をオンにした状態で、外部機器とOculus Goを接続し、外部機器側で音声を録音する必要がありました。
オンライン状態を即座に確認
他のOculus Goユーザーの利用状況をワンクリックで確認することが可能となる“通知ボタン”が、メインメニューに追加されました。このボタンを押すことで、最近Oculus Goで一緒に遊んだ他ユーザーのリストが表示され、同時に録画機能が起動します。
アップデートは段階的に配信
今回公開されたアップデートの内容は、段階的に配信されます。詳細な配信時期は公開されていません。UploadVRは、いくつかの追加要素はサーバー側での実装に留まり、Oculus Go本体側には実装されない可能性が存在することを指摘しています。
(参考)UploadVR