Oculus社が5月1日に発売し、話題を集めているVRヘッドセットOculus Go。PCやスマートフォンを使わずに単体で動作する一体型VRヘッドセットです。価格は23,800円(税込)からと比較的手頃に手に入ります。購入は公式サイトで可能です。
これまで、Oculus Goを使いNetflixを大画面で見る方法を記事で取り上げてきました。
https://www.moguravr.com/netflix-oculus-go/
では、Netflix以外のサービスは大画面で見れないのでしょうか。動画配信サービスと言えばYouTubeやスポーツ観戦のDAZNなど、他にも多くのサービスがあります。いずれも公式のVRアプリは配信されていませんが、なんとOculus Goの初期機能「ブラウザ」を使うことで同等の状況が実現します。
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では、その手順をたどっていきましょう。
ブラウザは普通のブラウザと同じように使えるVR内ブラウザ
Oculus Goには、「Oculusブラウザ」というブラウザが標準搭載されています。下にある「ナビゲーション」から「ブラウザー」で起動。Twitterなどの有名なサービスへはリンクがありますが、URLバーへURLを直入力か、検索ワードを入れることでブラウジングがスタートします。
Oculus Goはディスプレイの描画も性能が高く、ブラウザの文字もくっきり見ることができます。動画再生だけでなくともついついブラウジングして楽しめてしまいますね。
このブラウザ経由で各動画配信サービスに接続し、ログインすれば準備完了。あとは動画を開いて最大化すれば、非常に簡単に、大画面で見ることができます。
注意点は以下のとおりです。
・文字を打つときは、VR内のキーボードで打たなければならない
・日本語を打てない
・ブラウザ右上の「PC」のアイコンを押してPCモードにする必要のある場合が多い
なお、ブラウザーはNetflixでウリだった「寝転がって見る」ことも可能です。メニューの「設定」から「正面の向きをリセット」を選択します。
その状態で好きな姿勢をとって固定することができる。これで夢の寝転がりながら大画面でスポーツ観戦も実現。
YouTubeなどの「360度動画」は360度で楽しめる
なお、YouTubeなどの360度動画は、Oculus Goのブラウザを通してVR(360度)で見回すことができます。
(動画を再生して最大化後、画面下のメニューで「360度」を選択するとVRモードで見れるようになる。360度3Dの場合は隣のアイコンを選択。)