紀元前14世紀の古代エジプトの王妃ネフェルティティを、3Dスキャンデータから“メタヒューマン化”したクリエイターの投稿が注目が集まっています。
メタヒューマン化を行ったのは、ゲーム開発者のJason Bennett氏。ドイツの新美術館が2019年に公開したネフェルティティの胸像の3Dデータを使用して、このモデルを制作したそうです。
Bennett氏によると、3Dデータを最初にモデリングソフト「Blender」で整えた後、「Unreal Engine 5」と、フォトリアルなデジタルヒューマンを作成できるツール「MetaHuman Creator」を使って仕上げたとのこと。オリジナルの胸像と比べると、3D版は精巧に再現されているのが見て取れます。特に鼻の周りの再現度は高いようです。
Nefertiti as a #Metahuman. I was curious to test the tools; wild stuff.
(3D Scan cleanup in #blender, followed by #UE5 & #metahumancreator .)Original Berlin Neues Museum source scans available online : https://t.co/ZFwsRKxdgP pic.twitter.com/9ZOFlqXH3B
— Jason Bennett (@B0B0S0N) June 14, 2022
今回はネフェルティティが題材に使われましたが、こういった復元プロジェクトが盛んになれば、歴史上の偉人などもメタヒューマン化される日がやってくるかもしれません。
(参考)Twitter