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AR/MR 2020.02.12

海外の人気交通アプリにAR機能 駅の場所などをハイライト表示

乗り換えナビゲーションアプリ「Moovit(ムービット)」を手掛けるMoovit社は、同アプリのiOS版に、ARを活用した案内機能「Way Finder」を実装しました(Android版の実装時期は不明)。

Moovit社について

Moovit社は、2012年にイスラエルで創業された企業です。創業約8年目の2020年現在、社員数は200人を突破しており、サンフランシスコにも拠点を構えています。SNS「Linkedin」に掲載されている情報によれば、マイクロソフトやUber、Lyftともパートナーシップを締結しています。

日本国内にも一部対応

「Moovit」は、出発地点と目的地を指定することで、公共交通機関(飛行機、電車、バスなど)での移動を含む、適切なルートを使用者に提示してくれるナビアプリです。リアルタイムでのナビ機能や、渋滞や混雑など、突発的なアクシデントの警告機能も搭載されています。世界各国の都市に加えて、東京都や静岡県など、国内のナビゲーションにも一部対応しています。

ユーザー“要望”で実装決定

今回実装された「Way Finder」モードは、スマートフォンのカメラを使用して動作します。同機能はアプリのナビ機能と連動しており、進行方向を示す矢印に加えて、バス停や地下鉄の駅など、移動に必要な公共交通機関の場所をARで表示します。

米メディアMashableによれば「Way Finder」モードは、「Moovit」のあるユーザーがFacebookに投稿した“要望”を真摯に受け取ったMoovit社が、同社のハッカソンの開催中に作り上げた機能であるとのこと。

ナビアプリとARについては、すでにGoogle Mapが交差点等でARを使ったナビゲーションに対応しています。

(参考)Mashable


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