9月6日(火)Oculusの顧問CTO、ジョン・カーマック氏は、「Meta Quest 2」の高リフレッシュレートモード(120Hzモード)が、近日中に正式実装され、デフォルトでオン状態になることを予告しました。
リフレッシュレートは、高いほど滑らかで高品質なVR体験が可能になります。「Meta Quest 2」はリリース時、最大リフレッシュレートは90Hzでしたが、2021年4月に120Hzモードがテスト機能として実装。ユーザーが各自でオンにすることで、ホーム画面やアプリなど対応するコンテンツで利用できる形となっていました。
カーマック氏は、高リフレッシュレートモードの正式実装をTwitterで発表しました。あわせて同氏は、「360度映像を60fpsで視聴するアプリ(の開発者)は、120fps表示を検討するように」と呼びかけています。
I have a little demo app with true 120 fps immersive video content that I hope to release if the content owner allows — that does offer an additional level of smoothness, but not nearly the difference of going from 30 fps to 60 fps.
— John Carmack (@ID_AA_Carmack) September 5, 2022
高リフレッシュレートモードがこのタイミングで正式実装される意図は不明ですが、Meta社は開発者会議「Meta Connect」を2022年10月12日深夜2時(日本時間)から開催する予定です。このなかでリフレッシュレートに関連する、なんらかの発表が行われるのかもしれません。なお同イベントでは、以前より告知されていた新デバイス「Project Cambria」が正式公開されると見られています。
(参考)UploadVR
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