Meta社のCTOアンドリュー・ボズワース氏は、同社が現在「メガネ型」のMRヘッドセットの開発に取り組んでいることを明かしました。
ボズワース氏の発言は、インスタグラム上のQ&Aセッション内で行われました。ボズワース氏は、デバイスに関する具体的な情報や開発スケジュールといった内容は避ける形で、以下のように“現状”を語りました。
私たちはMRヘッドセットが――たとえ今取り組んでいるメガネ型でも――スマートフォン(市場)に食い込めるとは思っていません。ただし、AR自体はそのような結果をもたらすと考えていますし、タイムラインは明かせないものの、実際に我々はそのような形(の方針で)取り組んでいます。
Meta社は現在、「Puffin(コードネーム)」と呼ばれるMRデバイスを開発中と報じられています。この情報は、海外メディアThe Informationが報道したもので、同メディアによると、「Puffin」は“大きいメガネ”のような形状であるとのこと。今回ボズワース氏が言及したデバイスの詳細は不明ですが、内容的に「Puffin」の開発を指している可能性は高いと思われます。
なおボズワース氏は、米国時間の9月25日から開催される「Meta Connect 2024」にて、“画期的な”AR関連の発表を行うことも予告しています。
ボズワース氏は2006年にフェイスブック(当時)に入社。「ボズ」の愛称で呼ばれています。以降15年以上、同社で勤務。自身のインスタグラムで、定期的にQ&A;セッションを行っており、過去にはQuest 2とMeta Quest Proに先行実装された“寝そべりモード”をMeta Quest 3にも導入することをInstagramで明言するなど、ユーザーの疑問に回答(あるいは、ほのめかし)をすることもあります。
(参考)Road to VR
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